HATSUNE MIKU EXPO 2016 NORTH AMERICA
初音ミクが北米10都市を回るMIKU EXPO 北米ツアーのロサンゼルス公演に行って来ました。少し長くなるので、前編と後編の記事を２つに分けて公開します。
この前編では、紀伊國屋ロサンゼルス店のMIKU EXPO特設コーナー、プレパーティーのクラブイベントからライブ公演が開場するまでの様子を書きます。
後編へは、下記のリンクから飛んで下さい。
MIKU EXPO 北米ツアー 2016 ロサンゼルス公演に行ってきた(後編:入場〜公演中〜公演後)
はじめに
思い返すのは、今から5年前の2011年の初音ミクの初めての海外公演「MIKUNOPOLIS」。その会場が、ロサンゼルスにある当時ノキアシアターと呼ばれていたマイクロソフトシアターでした。その当時、私はネット生中継で、そのライブコンサートと盛り上がる現地の様子を見ていました。それ以来、ノキアシアターでの初音ミクのライブは、いつか行きたい憧れの場所でした。そして今回、MIKU EXPO 北米ツアーのロサンゼルス公演があり、しかも五月連休で会社が休みの時期の開催。これはまたとない機会ということで、行くことにしました。
以前、ミクパ台湾に行った時は公式ツアーがあったのですが、今回の北米ツアーは公式ツアーは無し。自力で飛行機のチケットとホテルを手配しました。自力で海外へ行く手配をしたのは、今回が初めてでした。英会話も得意な方ではないので、1人での海外旅行は色々と不安でしたし、行ってからもホテルやレストランとかで意思疎通に苦労したがたびたび。
それでも、ロサンゼルスに行って良かったです。ライブは楽しかったし、現地のファンの熱気を知る事ができました。
KINOKUNIYA Los Angels
リトル・トーキョーにある紀伊國屋ロサンゼルス店にて、MIKU EXPO 特設コーナーがあるということで、公演前日に行ってきました。
ここでしか買えない缶バッジなどのMIKU EXPOグッズもあったのですが、残念ながら既に売り切れていました。
メッセージノートがあり、現地のファンのメッセージやイラストがたくさん書かれていました。多くのファンのメッセージやイラストに感激したりしてました。
MIKU EXPOグッズは無かったですが、他のCDやグッズがたくさんありました。KARENTレーベルの海外限定販売CD「初耳」があったので、それを買いました。
プレパーティー・クラブイベント「MIKU EXPO Digital Stars」
MIKU EXPO Digital Stars
公演前日の5/5(木)には、前夜祭的な位置づけのイベント「MIKU EXPO Digital Stars」に参加しました。どちらかというと物販が目的で、この会場でしか売っていないTシャツが欲しかった。
日本から遠征してきたミクファン達と会場と会って、知り合いになれたのも良かったです。言葉が通じる日本人の仲間がいるのは、安心感がありました。
そしてMIKU EXPOのバンドメンバーの方も会場に来ていて、ご挨拶できたのも嬉しかったです。ギターの三沢さん、ベースの金野さん、キーボードのMEG.MEさんに会って、話をすることができました。残念ながらドラムの方は、明日に備えてホテルで休んでいたそうです。三沢さんと金野さんとはライブに使うペンライトの話になって、自分が持ってきているペンライトを渡して、こうやって色を変えると教えたら、興味深そうに触ってました。ステージ上だと、光の問題もありペンライトを持つことができないとか。
クラブイベントの方は、ボカロ曲がほとんど流れないのが残念でした。ロサンゼルスのクラブイベントの音と雰囲気を知る事ができたのは貴重な体験でしたが。
その後、ホテルまでは、会場で知り合った日本からの遠征組の人達と一緒に戻りました。Uberというタクシーサービスを使って、乗り合いでホテル近くまで車で戻りました。Uberというサービスは初めて知ったのですが、遠征組の1名がそのサービスのユーザーで、Uberで車を呼んで戻ろうという話になったのでした。会場の周りは治安が不安な所もあったので助かりました。
開演前の散歩
ロサンゼルス公演は。5/6(金)の夜8時開演。午前中は時間があったので、少し散歩することに。
前夜のプレパーティーで会ったMEG.MEさんに、カリフォルニア・サイエンスセンターの近くに39番ストリートがあって写真ツイートしたよ、という話を聞いた。ホテルから近いということもあって、それじゃあ行くかと、Google Mapで場所を確認して現地へ。
我ながらバカだなあと思いつつ、39th streetの標識を撮影。
ついでに、写真アプリ「みくちゃ」を使ってこんな写真を撮ってTwitterに上げたり。
そして、再びホテルに戻り、会場のマイクロソフトシアターへ向かった。
開演前の会場
お昼頃にマイクロソフトシアターの前に到着。
開場前のBox Officeには、Will Callのチケットを受け取るために、窓口が開くのを待つ行列ができていた。窓口前には、現地ファンが自分のミクグッズを持ち寄ったミニ祭壇も作られていた。日本の初音ミク関連のイベントで時々見られる光景だが、海の向こうでも見られるとは。
物販の行列もお昼頃から作られた。私は、それを近くのハンバーガーショップの中から昼食を取りながら眺めていた。その間、すぐに止んだけど、雨も少し降った。さすが、雨女との噂があるミクさんである。
物販の方は、開始予定時刻の3時より10分ほど早く始まった。私もその頃に行列に並んだ。100人くらいは並んでいただろうか。買うまでに1時間近く並びました。
欲しかったTシャツなどのグッズは無事入手できました。
VIP席への入場口は一般とは違うのですが、良い場所を取るとか、物販で良いアイテムを買うためとかで、VIP席の入口から行列が並んでいた。このVIP入場列も長かった。
プレパーティーで名刺交換した現地の人(サークル活動でイラストやグッズを作っているらしい)を見つけたので、片言の英語で聞いてみたら、朝7時から並んでいたとか。しかも、先頭の人はさらに前から並んでいたとか。凄いなあ。
入場開始前の会場周辺には、物販に並ぶ人達や入場を待つ人達が多く集まっていた。人種的には欧米系もアフリカ系もアジア系もいて多種多様。比率的には欧米系が多かったが、現地の人種比率と変わらないのではないだろうか。初音ミクのTシャツやグッズを身に付けている人もいれば、そうでない人もいた。
初音ミクを初めとしたボカロキャラのコスプレイヤーさんも多かった。コスプレイヤーさんが集まって写真撮影も始まった。
最初は少ない人数だったが、どんどん集まって、最終的には20〜30人くらいに。それを撮影する人達も集まり、開演前から熱気が集まってる感があった。
