日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

KAWAii!! MATSURiのlivetune×Rhizomatiks×初音ミクのステージを見てきた

「KAWAii!! MATSURi」でlivetune×Rhizomatiks×初音ミク - 音楽ナタリー
昨晩、こんなニュースが飛び込んできた。出演時間が15分だけで、しかも前日なので当日券しか手に入らない状況。
しかし、セガの中の人1号さんのこんなツイートがあった。

これは、ミクパとも違った面白いステージになりそうな予感。そして、ちょうどその日はVOCAROCK festivalで渋谷に行くので、そこに行く前に、KAWAii!! MATSURi会場の東京体育館に寄る事も可能だった。というわけで、行くことにしました。

http://kawaii-matsuri.jp/

当日券が無事買えたので、会場に入る事ができました。
KAWAii MATSURiは、「KAWAII」をテーマに、ハラジュク・シブヤ・アキハバラのカルチャーに精通したアーティスト、キャスト、クリエイター陣が集結したイベント。livetune×初音ミクのステージの前には、7!!という男女混成の4人組バンドがポップロックを演奏したり、アニソン系のシンガーが歌ったりしていた。アニメやゲームのキャラクターのコスプレをしたファッションショーなんてのもあった。

観客層は、かわいい、もしくはおしゃれな服装の若い男女が一番多かったけれど、おっさんから若い中高生くらいの女の子まで、案外幅広かった。

livetune×初音ミクのステージは、ステージに大きなスクリーンを置いて、Project DIVAアーケードの初音ミクモデルが等身大で投影されるというものでした。背景映像はCGで、デジタルな雰囲気の映像をバックに初音ミクが歌い踊るステージになっていた。演奏は、kzさんのDJで、Tell Your Worldのフレーズを使ったイントロに始まり、ファインダー、Yellow、Tell Your Worldをノンストップ演奏。

透過スクリーンでないので、昔の東京ミクパで「箱入り娘」と批難されたステージのようになる恐れもあったが、ステージ一杯の大きい吊るしスクリーンで、背景CG映像も派手に動き、初音ミクの後ろに空間があるように感じられた。感謝祭ともミクパとも違った印象のステージで良かった。

観客は、必ずしも初音ミク目当てではないので、じっと見ている人が多かった。それでも、サイリウムなどを振って盛り上がっている人が周囲にちらほら見えた。まあ、私もそんな人の一人でしたが・・・。時間が無くてサイリウムを持って来れなかったのだけど、ちょうどTwitterのフォロワーの1人と会場で出会って、サイリウムを譲ってもらった。サイリウムが無かったら手持ちぶさただったので、助かりました。

ステージ後、セガの中の人1号さんがこんなツイートをしていた。

「ミクさんと背景の映像の融合は結構可能性を感じた」というのは、私も思った。感謝祭やミクパは、実在する歌手やアイドルのコンサートを意識してか、背景に映像は使わず、ステージのセットや演奏者が後ろに存在するくらい。八景島でのHATSUNE Appearanceは、背景映像を積極的に使ったステージだったけど、ライブハウスのようなやや小規模なステージだった。今回のアリーナ級の広いステージで背景映像を積極的に使うのは、目新しく感じた。将来、これを発展させたステージを見る機会があることを期待したい。