日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

新しいiPadを買った

新しいiPadを買いました。電器量販店では品薄状態のようですが、アップルストア渋谷店に行ったら在庫があったので、そのまま買って帰りました。

家に着いて、さっそく箱を開けました。


中の説明書はこれだけ。細かい説明は、本体の中のユーザーガイドを読んでね、というスタンスが良い。



電源を入れたところ。写真では分からないかも知れないけど、この時点で画面の綺麗さを実感できた。




手持ちのiPad2と並べてみる。左がiPad2で、右が新しいiPad。形だけでは、全く区別が付かない。



画面が9.7インチで解像度2048x1536というRetina displayの威力が実感できるのは、写真やドキュメントを見た時。
自分が撮った写真を見ると、液晶ディスプレイで見ているとは思えないほどきめ細かくて、印刷物みたい。自分の写真のピンぼけとか、粗い所が確認できるほど。ドキュメントの文字もドットが見えないくらいに細かく表示される。綺麗に見えるのが楽しくて、自分が撮った写真を見返したりしてた。

Newsstandで無料の雑誌をいくつか読んでみたけど、配信されているデータが高解像度なら、1画面に1ページ表示で、解像度の面では紙の雑誌にかなり近くなる。
ある写真雑誌が高い解像度で配信されてて、個人的には、この解像度で読めるなら紙でなくても良いと思った。ただし小さい写真をよく見るには、拡大に耐えうる、もう一回り解像度が高いデータが欲しい。また、見開き2ページで見ると9.7インチでは小さい。この2点で、完全には紙の代替にはならないとは思う。見開きではなく、電車の中で新聞や雑誌を折り畳んで読むような読み方なら、画質面では紙の代替にはなりそう。

紙の代替として考えるなら、あとは表示速度が欲しい。高解像度の画面をスクロールさせるとき、よく見ると、画像がやや斜めにゆがんで表示が追いついてない事に気付く。Newsstandだと、ページ読み込みが追いつかず、低解像度の部分がしばらく残ってから高解像度になる一瞬もある。
このあたりは、表示周りとデータ転送の高速化で改善できそうではあるけれど、解像度2048x1535の画像を高速に処理する必要があるので、ハイエンドPC並の性能が必要そうな気がする。

新しいiPadのネット上での評価には「紙を超えた」「紙に匹敵」というのもあるけど、表示面だけに限っては、そこまでには至ってないというのが私の評価。多分、それ以外の拡大/縮小などの操作性やマルチメディア性なども加味して評価しているのだろう。
それでも、「紙に匹敵」する表示ができるという未来がすぐそこまで来ている、という実感が得られるという意味では、魅力的なガジェットだと思った。もちろん表示面以外にも、iPadを持ち運んで、どこでも色んな事ができるというiPad自体の魅力はあるわけだし。