ミクの日大感謝祭 | 初音ミク -Project DIVA- 公式サイト
昨日に引き続き、初音ミクのコンサートです。今日はミクの日感謝祭の夜公演に行ってきました。
雨が降る中、会場へ入場する長い行列が出来てました。
「最後の」と銘打っただけあって、今までのミクの日感謝祭(2010年)やMIKUNOPOLIS in LAの集大成とも言えるライブでした。
最初がGoogle ChromeのCMにもなった「Tell Your World」。この曲を期待はしてたけど、まさかこれが最初とは思わなかったので驚いた。さらに初音ミクがダンサーと一緒に踊って、足元にはスモークまで出てくるし、初音ミクのリアル感が半端なかった。
本当に、この感動的なオープニングには泣かされた。その後は泣くことはなかったけど、公演中にふと後ろを振り返ったら、3階のバルコニー席からアリーナ席までサイリウムの海だったのを見た時、また感動で泣きそうになった。
「孤独の果て」では鏡音リンがギターを演奏するのにも驚かされた。初音ミクも「パズル」でギターを演奏していた。実際には、バック演奏のギターの人が音を出しているんだけど、演奏する動きはリアルだった。
演奏するバンドは、ドラム、ベース、ギター、キーボードに加えて、ストリングスとブラスまで加わっていた。「Just Be Friends」や「magnet」ではブラスの付いたアレンジがなかなか良かった。
MEIKOがセクシーなドレスで出てきたと思えば、MEIKOが残したバラの花を壊しながら鏡音レンが登場するし、「moon」では初音ミクの背後に大きな月が投影されるし、演出も良かった。自分の席はステージに向かって左斜めから見る形だったのだけど、「moon」の月は、初音ミクの背後に大きな月がある形で、真っ正面から見たかった。
ボカロPもゲストとして演奏に加わるのも良かった。「ぽっぴっぽー」ではラマーズPが登場して、一緒に踊ったりハーモニカで演奏したりしていた。「1/6」ではぼーかりおどPがギターで登場してサイリウムを観客に投げたり、「愛言葉」ではDECO*27さんがギターで登場して観客を煽ったり。
1回目のアンコールの最後の曲「ハジメテノオト」では感動的なストリングス主体のアレンジで、感動で泣くかと思ったけど、これで楽しいライブが終わるのが残念だと思う気持ちの方が、心の中の大部分を占めてしまった。この幸せな時間が、もっと続けば良いのにと本気で思った。
2回目のアンコールもあったのも嬉しい。「Project DIVA desu.」と「ワールドイズマイン」を演奏して終了。MIKUNOPOLIS in LAのオープニング2曲の流れなのは、何かそこに込めたメッセージがあるのだろうか。
まとめると、ミクの日感謝祭では、初音ミク達ボーカロイドキャラクターが実在すると思わせる魔法をかけられたようです。ボカロ好きな私ですが、楽曲の方が好きで、キャラクターに対しては冷静なつもりでした。でもライブ中に感極まって、初音ミクの名前をスクリーンに向かって叫んでしまった事を白状します。
スクリーンに投影されたCGの立体感や動き、ステージ演出、生演奏、楽曲、ファンの声援などが、ボカロキャラをリアルにする魔法でした。その魔法を作り出した、SEGAやthe 39sなど公演関係者、楽曲を生み出したボカロP達、ライブを盛り上げたファンの皆さまに感謝です。
願わくば、そんな魔法をかけてくれるライブが、今後も続いてくれますように。
セットリスト
- Tell Your World
- ゆめゆめ
- ワールドイズマイン
- えれくとりっくえんじぇぅ
- 恋スルVOC@LOID
- クローバー・クラブ
- ぽっぴっぽー
- ロミオとシンデレラ
- ファインダー(DSLR remix - re:edit)
- 裏表ラバーズ
- StargazeR
- moon
- 初音ミクの消失(ここまで初音ミク ソロ)
- Change me(メイコ ソロ)
- 右肩の蝶(鏡音レン ソロ)
- Just Be Friends(巡音ルカ ソロ)
- magnet
- ワールズエンド・ダンスホール(ここまで初音ミク&巡音ルカ デュエット)
- 炉心融解
- 孤独の果て(ここまで鏡音リン ソロ)
- Promise(初音ミク&鏡音リン デュエット)
- タイムリミット
- パズル
- 1/6 -out of the gravity-
- SPiCa(ここまで初音ミク ソロ)
アンコール1
- 愛言葉
- メルト
- ハジメテノオト