http://blog.vocalive.net/2010/11/post-11.html
VOCALOID曲のみのアコースティックライブ、第2回ドキ生アコースティックに行ってきました。会場はヤマハエレクトーンシティ渋谷、ボカロP中心の出演アーティスト4組によるライブでした。
以下、簡単に感想など。
開演前
開場時間の12:45くらいに到着。既に入り口付近に30名ほど集まっていた。
観客層としては結構女性率が高い。ざっと見た感じでは、6〜7割くらいが女性で、年齢層は20代以上中心な印象。男中心のライブばかり経験している私には、ちょっと新鮮。
物販
会場内には物販も設置され、ボカロPのインタビュー記事を掲載した同人雑誌VOCA'ON創刊号を販売してた。VOCALOID STOREの出張販売もあって、VOCALOID製品やTシャツ等の関連グッズが売られていた。私は、VOCA'ONとVY1コンピ「音色」を購入。
project megawasabi
女性ボーカル、ギター、ピアノの3人組による演奏。
最初の曲が、No.D氏の「火葬曲」で嬉しい驚き。この曲はお気に入りだし、アコースティックアレンジもボーカルも素晴らしかった。初めて聞いた曲だったが「目を閉じないで」も良い曲だった。
絵師じゃないKEI
KEIさん1人によるギター弾き語りによる演奏。
「ユートピア」「ヒト(リ)ゴト」「タワー」といった名曲揃いのKEIさんの曲を、本人によるボーカルで聞けたのが嬉しい。熱いの気持ちの乗ったボーカルが素晴らしい。「ピエロ」の演奏には、目頭に熱いものが込み上げてきた。
新曲「I love you, I need you」もこの場で発表。なかなか良い曲だったので、公開が楽しみ。
iVOCALOIDデモ
演奏じゃないけど、ここでヤマハの剣持さんが、先日発売されたiVOCALOIDをデモを交えながら紹介。会場のヤマハ繋がりで来たのかな。
iPad版のiVOCALOIDで即興で歌を作ってその場で歌わせたり、iPhone版のiVOCALOIDで簡単な喋りを発声させたりするデモをしてました。どこでも即興でできるのは面白いと思った。自分でやろうとすると、自然に喋らすのは難しそうだけど。
ナノウ(ほえほえP)
こちらもKEIさん同様、ナノウさん1人のギター弾き語り。ナノウさんのイケメンボイス、甘いボーカルを堪能しました。やはり「文学少年の憂鬱」「ハロ/ハワユ」は良い曲だとあらためて認識したり。
新曲「うたうたいのうた」や古川本舗の曲「グリグリメガネと月光蟲」カバーもやりました。
古川本舗渋谷営業所
女性ボーカル1人、ギター2人、パーカッション(かな?よく見えなかった)1人という編成による演奏。演奏の息がぴったりで、ギターとパーカッションのリズムがかっちり合うのが素晴らしかった。
ナノウさんの曲「サクラノ前夜」「ハロ/ハワユ」カバーもあって、ナノウさん本人の演奏と合わせて、2回違う「ハロ/ハワユ」が楽しめた。
演奏終了でメンバーが退場した後、観客からのアンコールで「Alice」を演奏し、これが本日最後の演奏になった。
終演後の主催者挨拶
今後の予定として、来年1月の第7回ドキ生、5月のドキ生Debut、7月の2daysイベントが告知された。7月の2daysイベントは、おそらく初めて発表された内容。詳細は不明だけど、大きめの会場でやるとのこと。規模の大きい音楽フェスティバルになるのだろうか。これは楽しみ。
それにしても、これだけのイベントを開催してくれる主催者には感謝しなくては。
まとめ
以上、約4時間のアコースティックライブでした。ドキ生アコースティック、本当に楽しかった。ボカロPによる生演奏だけでなく、アコースティックアレンジでいつもとは違った形で曲を楽しめるというのも良い。けっこう原曲と音が違って聞こえるので、演奏前にタイトルコールがないと、歌詞やメロディをしばらく聞いてから曲が分かる、という事もしばしば。それもまた、ちょっとした驚きで楽しかったり。
次の機会があるなら、ぜひ行きたい。チケットの競争率が高いので、チケット入手がなかなか難しいのだけどね。