日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

ドキ生R Vol.1 2DAYS公演2日目に行ってきた

昨日に引き続き、ボカロPと音楽仲間がバンドを組みボカロ曲(UTAU曲)だけを演奏するライブイベント、ドキ生R Vol.1の2日目に行ってきました。
さっそく、以下に出演者ごとの簡単な感想を出演順に。

開演前:DJかごめP

会場に入場したら、かごめPが開演前のDJをしていた。どうやら、飛び入りで演奏することになったらしい。
かごめPの選曲が良くて、開演までの時間までを楽しく過ごすことができた。かごめPの曲「ワンダホーニッポン」を流したときには「きた!」と反応してしまった。

あらいやかしこ

梨本ういさん率いるバンドあらいやかしこ。前説で、いぶし銀次さんが「あらいやかしこの音は暴力的な音」と形容してたけど、まさにそんな感じ。ひたすらにでかい音で、激しくリズムを刻みながら、吐き出すように歌う、原始的で衝動的なロック。
そんな音に、観客も腕を振り上げたり飛び跳ねたりと、大盛り上がり。熱いステージだった。
途中のMCで「(ギター)弦切れちゃったよ〜」「まだ前半だぞ」「僕は悪くない」「弦が悪い?」「弦も悪くない」「僕は悪い奴の正体を知っている」「誰だ?」「PTAだ」で、「くたばれPTA」を演奏し始めるくだりとか、最高だった。

SUPERNUMBERS

山本レノン率いるSUPERNUMBERS。曲を聞くまで忘れてたけど、以前、KEIさんのバンドNO LEAF CLOVERがらみのライブイベントに行ったときに、このSUPERNUMBERSのステージを見たことがあったな。
あまり曲は知らなかったが、爽やかでメロディアスなロックが中心。バラード曲「東京駅」や前向きな歌詞の「IMAGINE!!」が印象に残った。ギター兼任メンバーによるキーボードの音色も印象的だった。
手慣れた煽りで、観客もそれに答えて、楽しいステージだった。

L.I.N.E

HYBRID SENSEとche:櫻井による音楽ユニットL.I.N.Eのステージ。初めて見る出演者で、知らない曲ばかりだったけど楽しかった。
力強く低めの声を持つ女性ボーカルche:櫻井をフィーチャーするためか、ラウドでパワフルなロックサウンドが多かった。こういうサウンドは好きだなあ。

細マッチョ

ゆちゃP率いるバンド細マッチョ。ドキ生Rのために初めて結成したバンドとのこと。ゆちゃPは、ニコ動でボカロを知って音楽を始めたという話なので、これをきっかけにバンド結成までしてしまうのが凄いなと思った。
オケの再生操作ミスとか、歌詞忘れとか、色々トラブルはあったが、「ポーカーフェイス」「空想パレット」など人気曲で盛り上がった。

NO LEAF CLOVER

KEIさん率いるNO LEAF CLOVER、このバンドは好きで何度もステージを見ているので、ホームグラウンドで安心して楽しんだ感じでした。ライブ慣れたステージングで、観客を煽っては、観客もそれに答えるという一体感が楽しいステージ。
観客も歌詞を覚えてて、サビを一緒に歌う場面も多かった。特にアンコールの「ピエロ」の大合唱が最高だった。

まとめ

ドキ生は、復活しても以前と同様、本当に楽しくて素敵なライブフェスでした。
ドキ生で素敵だなと思うのは、初めて出会うバンドやボカロP、曲でも、楽しんで盛り上げようという雰囲気が観客に感じられるところ。特徴的なのが、あるバンドが終わっても最前列近くの観客の入れ替わりが少ない点。一般的なライブフェスでは、あるバンドの演奏が終わったら観客が入れ替わる事は珍しくないのだが、ドキ生ではバンドの演奏が終わっても移動する人が少ない。VOCALOIDに関わる出演者や曲であれば、みんな応援して楽しもうという雰囲気が観客にあるのかもしれない。
そんな素敵な観客たちが集まる場であるドキ生は、素敵なライブフェスだと思う。と同時に、自分もそんな観客の一人でいたいと思うのです。