9月9日から11日までの3日間、「初音ミク」の創作文化を体感できるイベント「マジカルミライ2016」が幕張メッセで開催されました。
ここでは、企画展の様子を書きたいと思います。オープニングライブの感想も、最後に少し書きます。
ライブの感想はこちらに書きました。
企画展の会場に入って
企画展は、幕張メッセ国際展示場10,11ホールを使って開催されました。2つのホールを使っての広い企画展でした。
大きなマジカルミライのイメージイラスト。最初のマジカルミライ2013から2016までのイメージイラストが並んでいました。
初音ミククロニクル
企画展の展示で一番印象に残ったのが、初音ミクのこれまでの9年間を視覚的に振り返る「初音ミククロニクル」でした。
壁一面に、当時の作品やイベントに関連するイラストが並べられていました。
初音ミクのデザインのラフスケッチに、はちゅねみくのイラスト。
派生キャラの亞北ネルも。
SNOW MIKU 2012の雪ミク。私が初めてSNOW MIKUに行ったのは、この年でした。
こちらはSNOW MIKU 2015のみくぽっくること雪ミク2015。大阪と東京で開催されたマジカルミライ2014のイメージイラストも。
日本武道館でライブが開催されたマジカルミライ2016。
日本ツアーから北米ツアー、台湾まで世界を巡ったMIKU EXPO 2016。
というように、初音ミクの9年間のイベントや作品を振り返ることができる、良い展示でした。
ヤマハブース(楽器体験ブースとVOCALOIDブース)
企業出展の中でヤマハは、楽器体験ブースとVOCALOIDブースを出展していました。
楽器体験ブースでは、ヤマハの楽器を使ったライブセッションをやってました。千本桜も演奏してました。楽器体験もできました。
VOCALOIDブースの裏側には、VOCALOID製品パッケージがずらりと並んでました。
今年発売された新しいVOCALOID製品もあれば、
ヨーロッパ出身のVOCALOID製品も。
エイプリルフールネタの猫VOCALOID。
物販
物販も賑わってました。写真は、金曜日の混雑が落ち着いた頃に撮ったので人が少ないですが、混雑しているときは人がぎっしりでした。
ちなみに戦利品はこんな感じ。物販で買ったものと、企業出展などで買ったりもらったものも含みます。
もともとグッズは買わない人なので、公式ガイドブック以外は厳選して買ったつもり。クリアファイルが多め。意外とベルトが高額。まさかこの時代にカセットテープを買うとは思わなかった…。
オープニングライブ
9月9日(金)18時から企画展の特設ステージで、オープニングライブが開催されました。ステージには、40mP、kzさん、みきとPが出演しました。
40mPのステージは、落ち着いた感じのアコースティックライブでした。40mPがアコースティックギターで、ボーカルはりぼんぬさん、キーボードは事務員Gさん。
kzさんは、DJステージ。観客総立ちで、盛り上がりました。幕張がダンスホールに。
みきとPのステージは、本人がギター、DJにemonさん、ゲストギターが164さん、ダンサーにATY(夕香里さん、明香里さん)。みきとPのステージで特筆すべきは、クリプトン以外のボカロが登場したこと。その歌声と、背後のスクリーンの映像だけですが、「いーあるふぁんくらぶ」でGUMI、「hoi」でmiki、164さんゲストの「天ノ弱」でGUMIが登場。
個人的には、最初はmikiを使っていた、みきとPのmikiの歌声が聞けたのが嬉しかった。「天ノ弱」で観客が歓声が上がって歓迎されてたのも嬉しかった。
クリプトンが主催のイベントなので、クリプトンボカロ以外がライブ本編に登場するのは色々と難しいのかもしれないけれど、ボカロPのステージで、本編とは違うオープニングライブという位置付けなら、クリプトン以外のボカロも登場できるという良い前例になったのは、個人的には嬉しいです。