日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

ANTHEM25周年 究極の全国ツアー最終日 川崎CLUB CITTA'

昨日の7/24(土)は、ANTHEM25周年ツアーの最終日となる川崎公演に行ってきました。本当に素晴らしく、楽しいライブでした。こんなに我を忘れて盛り上がれたライブは久しぶりでした。一週間前に名古屋公演にも行ったけど、川崎だけのサプライズもあったり、一部セットリストが変わっていたりしてました。
ライブは3部構成で、それぞれの部が約1時間で、それにアンコールが加わって、約3時間半という長丁場。演奏する方も、見る方も、気合いが必要です。
第1部は、現行ANTHEMメンバーによる演奏。凝ったオープニングに盛り上がり、ANTHEM川崎公演恒例のパイロによる火柱が上がりまくりで、最初から文字通り熱かった。「ETERNAL WARRIOR」の歌詞にANTHEMの姿を重ねて、ちょっと目に熱いものがこみ上げてきたりした。
第2部は、歴代メンバーによる演奏。ANTHEM'85、ANTHEM'88、ANTHEM'92のメンバーで、3曲ずつ演奏。森川ボーカルの「Tears For The Lovers」は良かったなぁ。
第3部は、トークセッションで始まり、新旧メンバー入り交じっての演奏。英三と森川によるツインボーカルによる「Hunting Time」に感激。清水と福田のツインギターソロも良かった。
そしてアンコールでは、川崎だけでのサプライズが。本間のドラムセットの前に、スタッフがMADのドラムセットを運んできて、なんと本間とMAD大内のツインドラム。高台の上にある本間のドラムセットの足元に、MADのドラムセットがあって、ドラムセットがタワーになったかのような、ちょっと他には見られない光景。演奏したのは「Onslaught」。2人分のドラムの音圧がすごい。MADが後ろの本間のドラミングをときどき確認しながら演奏してたけど、2人のドラムを叩く動きが完全にシンクロしていて、さすがだった。
アンコール2回目では、これまた川崎だけのサプライズ、トニー前田が加わる。英三+森川+前田のトリオボーカル、清水と福田のツインギター、本間とMADのツインドラム、そして柴田のベースと、総勢8名による「Wild Anthem」。ほんと、こんな無茶な演奏を見せてくれるなんて、ワイルドすぎます。観客も精一杯、腕を振り上げ、声を出して叫んで、最後の曲を盛り上げた。
確か、アンコール前のMCだったと思うけど、ANTHEMのリーダー柴田さんが、もう体力も限界だから、30周年は椅子に座って演奏するしかないとか冗談交じりに言っていた。観客は、それでも良いとばかりに歓声を上げていたけど、真面目な話、体力的にも厳しくなる時がいつか来るかもしれない。ファンとしてはできるだけ長く続けて欲しいけど、今のレベルのライブ演奏を体力的に続けられなくなったら、ストイックなANTHEMのことだから、いつの日か活動終了、もしくは活動縮小なんて事もあり得なくもない。それは今から5年後なのか、10年後なのかは分からないのだけれど、その日がなるべく遠い事を祈るばかり。
例えそんな日が来るとしても、ANTHEMが活動を続ける限り、ANTHEMを応援し続けたい。そう思えるだけのものをもらった、25周年ツアーでした。本当に楽しいライブでした。