昨日(id:NAT:20071027)に引き続き、LOUD PARK 07の2日目の感想。
ANTHEM
Loud Park 07に参加した唯一の国内バンド。私はこのバンドのファンなので、ここでの演奏をきっかけにANTHEMのメタルバンドとしての凄さを多くの人に知ってもらえたら、という思いを持ちながらステージ前の最前列近くに陣取る。
最初の方は緊張のせいか、ちょっと演奏が固い感じがしたけど、中盤の"Soul Motor"あたりから、調子を取り戻した感じでした。ラストの"Bound to Break"〜"Wild Anthem"は、いつもの熱いANTHEMのライブをそのまま持ち込んだかのような盛り上がりでした。
英三がやたら「すげーぜお前ら」と叫んでましたが、熱いパフォーマンスを見せてくれたANTHEMに、私からも「すげーぜANTHEM」と言っておきます(笑)
ステージ終了後、近くから「ANTHEMかっこいいな」という声が聞こえて、なんだか自分のことのように嬉しかった。
ANDRE MATOS
次のWIG WAM目当てにANTHEMからそのままステージ前で待機してたので横目で眺める形で観戦。
予想通りというか、ANGRA時代の曲も演奏。バック陣もなかなか演奏がうまく、おそらくソロアルバムからと思われる曲も、なかなか魅力的なメロデックパワーメタル。今度アルバムもチェックしてみようかな。
WIG WAM
前から生でライブが見たかったバンド。確信犯的に80年代風なロックサウンドと、時代錯誤的だがキャラクターがはっきり分かる衣裳、エンターテインメントあふれるステージによる、文字通りのロックンロールショーが楽しかった。
それにしてもボーカルのグラムは良いキャラクターだよなぁ。隣のステージでサウンドチェックして聞こえてきた音にブーイングしたり、まだ昼だけどと断りながら "Bless the Night" に入ったりと、そんなちょっとした事が印象に残る。
最後は期待通り "In My Dreams" で観客と大合唱して終了。
HANOI ROCKS
マイケル・モンローの派手なパフォーマンスばっかり見てました。マイクスタンド振り回したり、マイクのコードをぐるぐる回転させたりと、あれは一種の曲芸ですな(笑)。
ARCH ENEMY
ステージから遠い方のアリーナ席にいたせいか、音が悪くてよく聞こえず、あまり楽しめなかった。女性ボーカルのアンジェラが、声も動きもえらいパワフルだったのが印象に残っている。
MARILYN MANSON
正直言って、曲はあまり好みじゃなかったのだけど、妖しい独特の演出がたっぷりのステージから目が放せなかった。一曲ごとにマンソンの衣装やステージのセットが変わるし、本当に狂人のような独特の動きがなんとも言えない。曲が終わるたびに、口を開けてポカンとしている自分に気づく。良い悪い、好き嫌いはともかく、独特の存在感を感じたのは確か。
余談だけど、マンソンがマイクスタンドを倒すたびに、マイクスタンドに走り寄って立て直すスタッフや、マンソンが観客の目の前に寄るたびに、彼を抱えてステージに戻すスタッフの動きが気になってしょうがなかった(笑)
そんなこんなで、２日間のメタル・フェスも終了。まるまる2日間メタル漬けで、本当に楽しかった。その分疲れて、帰りの電車の中では爆睡してましたが(笑)
今のメタルって、ジャンルも細分化されて、聴かない系統の曲はとことん聴かなかったりするのだけど、こういう色んなジャンルのメタルが一堂に集まるメタル・フェスはすごく貴重。色んな発見があって面白い。来年以降もぜひぜひ続けて欲しいイベントです。
