日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

ANTHEM25周年プロローグ2公演に行ってきた

http://clubcitta.co.jp/001/25th-anniversary/
日本が誇るメタルバンドANTHEMのデビュー25周年企画の幕開けとなるスペシャルライブ、プロローグ2公演に行ってきました。
実は、この公演に参加するまでに一波乱ありました。このプロローグ1&2公演は、300名限定のライブ。オンラインチケット販売の抽選でプロローグ1と2の両方に運良く当選したのだけど、チケット代金の振り込みをすっかり忘れて無効になってしまう。公演直前の追加チケット販売を知って応募したところ、プロローグ2が当選したので参加できた、という経緯。
さて、開場30分以上前に会場に到着。リハーサルの音が聞こえて、BOUND TO BREAKを演奏していた。この曲がオープニングになるとは、その時は予想してなかった。その後、その周辺をなんとなく歩いたりして、開場までの時間を潰す。
公演直前の追加チケットだったので、入場は一番最後の方でした。入れたのはフロアの一番後ろになったが、目の前がステージ中央で、英三さんや本間さんがよく見えそうな位置に陣取る。

そして、公演開始。オープニングはいきなりBOUND TO BREAKで、会場は一気にヒートアップ。さすが300名限定のライブに参加するANTHEMファンは違う。声を出す場所、腕を振り上げる場所、皆よく分かってる。この一体感が楽しい。
今日の公演は、途中15分の休憩を挟んだ2部構成。第1部は「2001年に戻る」という事で、再結成後の最初のアルバム「SEVEN HILLS」からの曲が中心のセットリスト。"Raging Twister", "The Man With No Name", "XTC", "Grieve Of Heart"と来て、ライブの定番曲"Running Blood"へ。これで第1部は締めかと思いきや、最後は"Warning Action"。この"Running Blood"〜"Warning Action"の流れは熱い。「Hey! warning action!」と叫んで第1部は終了。

さて、第2部は事前にアナウンスされていたとおり、アルバム「HUNTING TIME」の完全再現。アルバム発売当時とは、ベースの柴田さん以外は全員異なるメンバ−での演奏。アルバムのサウンドとは異なり、今のANTHEMのサウンドになっているのが面白い。個人的には、本間さんの正確でパワフルなドラミングが好きなので、それだけで全然違って聞こえる。英三さんのボーカルも違和感なし。"Tears For Lovers"は、完全に自分の持ち歌にした感があった。

アンコールでは、いつもと演奏パートを入れ替えるCats in 靴下が登場。ボーカルが本間、ギターが柴田、ドラムが清水、ベースが坂本というバンド構成で、"Ignite"を演奏。本間さんのボーカルには、応援したくなる不思議な魅力がありました(笑)。観客みんなで一緒に歌って応援しました。
続いて、いつものバンド構成に戻って"Immortal Bind"を演奏してメンバーは退場。もちろんアンコールで再登場して、最後は"Heat of The Night"で熱く終わる。
英三さんがMCで言っていたけれど、昨日のプロローグ1と合わせて2日間で40曲演奏だそうで、ちょっと普通じゃない。この普通のバンド以上の事に挑戦し続ける姿勢が素晴らしい。その姿勢に惚れると同時に、自分も見習って頑張らなくては、とも思う。

今日のセットリストは、こちらに載っています。
http://metalalerts.com/2010/02/26/anthem-25th-anniversary%E3%80%8C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B02%E3%80%8D%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-20100226-at-shibuya-boxx-anthem25/

そんなわけで、今回も熱く盛り上がって楽しいANTHEMのライブでした。今後も25周年企画でライブが続くし、今回のプロローグ1&2を収録したライブDVDも出る。こちらの方も楽しみだ。