長崎旅行3日目の今日は雲仙観光。雲仙では温泉や噴気が集まっているところを「地獄」と呼んでいる。この地獄だが、本当に地獄というものがあれば、あたり一面こういう場所なのではないかと思えてしまうほど、迫力がある。
なかでも大叫喚地獄と呼ばれている場所では、温泉が勢いよく出る音と噴煙がすさまじかった。そのすさまじさは写真にうまく撮れなかったので、上は別の場所で小糸地獄と呼ばれているあたり。
でも、地獄の入り口にはきれいな桜が咲いていた。
近辺も散策したあと、温泉に入る。安く済ますために、100円で入れる新湯共同浴場へ。ちょっと狭い銭湯という感じだったけど、湯船はちゃんと温泉。えらく熱くて、数分入っているだけで足が真っ赤になった。
そして長崎へ移動。宿に荷物を置いた後、夜景を見に稲佐山の展望台へ。展望台へはロープウェイで上がるのだけど、麓の駅が神社の境内という珍しい場所にある。展望台からの眺めはきれいでした。市街地の道沿いに規則正しくならぶ光やネオン、まるで星のように光が散らばる山手あたり、水面に光が反射するの港の光と、変化に富んでいるのも良い。
しかし夜景がきれいな場所に一人で行くと、まわりはアベックばかりで何か場違いな気になる。それに負けることなく、夜景を撮りまくってましたが。
やっぱり夜景をカメラできれいに撮るのは難しい。三脚なんて持っていってないので、手で持つのだけど、シャッター速度が1秒くらい必要なのでどうしてもブレてしまう。手すりに腕を置いたり色々工夫して、一番うまく撮れたのがこれ。
これでも露出が弱くて、目で見た印象よりも暗い。夜景をきれいに撮るには、十分な腕と機材が必要なようです。