今日は長崎市街を観光。まずは原爆資料館から。1945年の8月9日に長崎で何が起きたのかを示す数々の資料に言葉を失う。とりあえず、そこで展示されているものを目に焼き付けてきた。今もなお核兵器が存在し、長崎や広島で起きたことがいつでも起こりうる状況にあることは、決して忘れてはいけないことだと思った。
続いて平和公園へ。平和祈念像は思ってたより大きかった。鎌倉の大仏くらいはあるだろうか。平和祈念像以外にも平和の泉や、各国から寄贈された平和を祈念するモニュメントなどがあり、平和への祈りを肌で感じてきました。
そして路面電車で移動して眼鏡橋へ。眼鏡橋近辺は岸壁工事中で、ちょっとがっかり。眼鏡橋のまわりは工事中でなかったのが幸い。
続いて、新地中華街へ。以前、神戸でも中華街を訪れたことがあるけど、そこよりも狭い印象。せっかくなので中華料理のおいしい店にでも入ろうかと思ったが、小心者なので、というかお財布の中身が気になるので、いかにも立派な店構えの料理店に入る度胸はありませんでした。というわけで、1品1000円以内のリーズナブルっぽい店で炒飯と小龍包を頂きました。私は良い中華というものを知らないので、私の判断はあてにならないのですが、結構おいしかったです。
続いて南山手の方へ。まずは大浦天主堂を拝観。ステンドグラスを通した日の光がきれいでした。この教会は、江戸幕府がキリスト教を禁じていた時代を生き抜いた隠れキリシタンがマリア像を求めてこの教会を訪れたという逸話で有名。
次はグラバー園へ。よく観光ガイドではきれいな花の咲いているグラバー邸の写真があるので、花のきれいな場所がいっぱいあるのかと思ってたけど、ちょっと違った。どちらかというと、当時の資料の展示と洋館がメインの場所。洋館と言っても屋根が瓦だったりするのだけど、そこが和洋折衷っぽくて独特の雰囲気がある。
そんなこんなで、長崎市街の観光もこれで終わり。あとは寝台列車あかつきで帰るだけです。今日は1日中歩き通しだったのでちょっと疲れました。1日だけだと、あまり周れないかと思ってたけど、案外時間をかけて観光できました。そのかわり、東山手のオランダ坂あたりや観光通り、諏訪神社とかは最初からあきらめてたけどね。
明日は単に帰るだけの日です。これで終わりかと思うと、ちょっと物足りないかも。できることなら、まる1週間くらい休んで旅行したいなぁ。