日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

琴葉姉妹のライブ「コトノハロックフェス 2021」に行ってきた

琴葉茜・葵の生バンド演奏ライブ「コトノハロックフェス 2021」に行ってきました。

readyfor.jp

 

琴葉茜・葵は、トークソフトVOICEROIDやA.I.VOICE、歌声合成ソフトSynthesizerVを出しているキャラクターです。その姉妹の生バンド演奏のライブを初めて開催するクラウドファンディングが2020年11月に行われ、目標金額を集めて開催されたのが、今回のライブです。私も支援したので、後日にリターン品としてライブ映像が届く予定です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、このライブは基本的にYoutubeでの映像配信のみで行われました。

 

素晴らしく楽しいライブでした。バンド生演奏に合わせて、歌い踊る琴葉姉妹に、楽しかったり感激したり可愛かったり、あっと言う間のライブでした。クラウドファンディング支援して本当に良かった…。

ニワカの私でも素晴らしいセトリだと感じたので、ガチ琴葉勢にとっては死ぬセトリだったのではないかと。

 

セットリスト

花菖蒲
タランタ・ラ・ムジカ
ロキ
カレンデュラ(茜ソロ)
アフレラ(葵ソロ)
言って。(葵ソロ)
エイリアンエイリアン(茜ソロ)
歌うPower
EC1 ハッ
EC2 光るなら

 

くりたにかさんの「花菖蒲」「タランタ・ラ・ムジカ」は、公式からの楽曲ヒントで来ると予想はしてたけと、オープニングから2曲連続で来るとは思わなかった。前回にあたるコトノハッピーライブでも盛り上がった「花菖蒲」がオープニング曲で、最初からテンション上がった。 

カレンデュラ」茜ちゃんカバーと「アフレラ」葵ちゃんカバーは、琴葉姉妹のボイロ動画シリーズの派生動画でファンの間でも特別なカバーということで、チャット欄で感激したファンがたくさん死んでました…。

「言って。」葵ちゃんカバー、「エイリアンエイリアン」茜ちゃんカバーは、初めて聴いた音源だけど、素敵なカバーだった。「エイリアンエイリアン」は、茜ちゃんが楽しそうに、表情豊かに踊ってたのが可愛かった。

MCで、クラファン支援者からのメッセージを読み上げて、コメントを入れる琴葉姉妹。トークソフトならではの企画だけど、読み上げている動きも自然で、本当にステージの上で原稿読んでいるリアル感があった。

本編最後の「歌うPower」は、なヲタさんの新曲。琴葉姉妹の声が綺麗に響いてたのが印象的な、ピアノ曲でした。あとでどこかで音源公開されるのに期待です。

アンコールは、かぼちゃさんの「ハッ」。公式からの楽曲ヒントで2文字の曲があって、琴葉動画コンテンスト受賞作品ということで、この曲が来ると予想してました。チャット欄では感激してるコメントがたくさん。歌詞で楽器の名前が出るたび、その楽器のバンドメンバーを琴葉姉妹が指さすのが可愛かった。

アンコール最後の曲は「光るなら」琴葉カバー。私はこの音源も初めて聴いたけど、爽やかに感動的にライブを締めるのに相応しい選曲だった。以上10曲、1時間があっと言う間のライブで楽しかった。

バンド演奏も素晴らしかった。やはり生演奏はライブ感が高まる。安定のドラムとベース、エモいソロも聴かせるギター、華やかな音色を聞かせるキーボード。楽しそうに演奏しているのも印象的だった。音響やバランスもばっちりで、バンドの音と琴葉姉妹の歌声が良い感じに聞こえました。文句なしでした。

配信映像でも琴葉姉妹の実在感が伝わりました。チャット欄でも琴葉姉妹は実在してるというコメントがたくさん。いつか、また現地でライブが見たいですね。

 

会場にいた関係者がライブ写真を上げていたので、いくつか載せておきます。

 

2021年明けましておめでとうございます

新年明けました。

今年は帰省せずに、自宅で静かに年末年始を過ごしています。初日の出は、密を避けて駅周辺の見晴らしの良い場所から。

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初詣は近くの神社で。

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2020年は、新型コロナウイルスで環境が大きく変わった一年でした。2021年も、ワクチンが世の中に出回るまでは、今の状況が続きそうです。

そんな中でも、仕事やプライベート、趣味の音楽やボカロを楽しんでいきたいと思います。それが自分にとってのコロナとの戦いかもしれません。

 

そして、自分の年齢も平均寿命の折り返しを過ぎました。残りの人生がどれだけあるかは分からないけれど、何かを残していく事も考えていきたいです。

具体的には、まずは趣味のボカロでのアウトプットを増やしたい。少なくとも月に一回は文章か何かをネットに公開したいですね。

 

2021年、良い年にしていきたいです。

 

 

 

2020年に聞いたメタル曲の振り返り

最近では、聞く曲数ではボカロ曲が多く、SNSやブログに話題する事は少ないですが、メタルについてはほぼ毎日聞いています。

ただ、新しいアルバムを漁る事は少なく、お気に入りのバンドの新譜だったり、何かで知って気に入った曲からアルバムを買うことが多いですね。

そんな2020年に買ったアルバムから、よく聞いたアルバム3枚を振り返ります。

 

 METAL COMMANDO / PRIMAL FEAR

 

ドイツのメタルバンド、ラルフ・シーパースをボーカルに擁する PRIMAL FEAR のアルバム。ラルフのパワフルなボーカルと、王道メタルサウンドが好きで、一番好きなメタルバンドの1つ。

正直に言うと、これといったキラーチューンは無いのですが、どの曲もクオリティが高く、骨太なギターリフとパワフルなボーカルな王道メタルが聞けます。今年一番聴いたアルバムです。

 

Space Ninjas From Hell / VICTORIUS

「Space Ninjas From Hell」国内盤

「Space Ninjas From Hell」国内盤

  • アーティスト:VICTORIUS
  • 発売日: 2020/01/17
  • メディア: CD
 

海外から見た日本観を前面に出したPVが、半ばネタ的にTwitterで話題になってたのをきっかけに知ったバンドがVICTORIUS。

www.youtube.com

Space Ninja というB級映画っぽさを除けば、普通にカッコいい上質のメロディック・スピード・メタル。いや、メタルは少しダサいくらいが最高にカッコいい(偏見)ので、これでいいのかもしれない。

こういう分かりやすいメロスピはライブで盛り上がるので、ライブを見てみたいバンドですね。昨今の状況では、来日ライブはしばらく難しいでしょうけど。

 

Mad World / SHAKRA

Mad World -Digi-

Mad World -Digi-

  • アーティスト:Shakra
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: CD
 

スイスのハードロックバンド SHAKRA 、メロディアスなボーカルとカッコ良いギターリフが魅力で、お気に入りのバンドです。その SHAKRA が2020年に出したアルバム。

www.youtube.com

オープニングのファストチューンな「Fireline」や、スリリングな「A Roll of the Dice」など、楽曲が粒ぞろいでこのアルバムもよく聞きました。

 

 

#2020年ボカロ10選 2020年に聞いたボカロ曲の振り返り

2020年に聞いたボカロ曲について振り返ります。

2020年ボカロ曲10選

ボカロ曲を聞く人達の間で、その年に公開されたボカロ曲から10曲を選ぶ #xxxx年ボカロ曲10選 というのが年末に行われます。私も #2020年ボカロ曲10選 をやってみました。

2020年を語る上で外せないお気に入りの曲を10曲選びました。

 

この10曲には、自分が好きな曲しか選んでいないので、2020年のボカロ曲をもっと見るには、他の方の #2020年ボカロ曲10選 も見る事をお薦めします。

twitter.com

 

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2020年振り返り

毎年恒例の2020年振り返りです。

2020年は、新型コロナウイルス COVID-19 のために、非常事態宣言、在宅勤務、相次ぐイベントの中止やオンライン開催への変更、感染拡大予防対策をしながらの生活と、大きく環境が変わった一年でした。

そんな中でも、音楽やボカロを楽しみつつ、仕事や生活を続ける事ができました。

そんな2020年を、ちょっと長くなりますが一月ごとに振り返ります。

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ファンメイドミクライブ「MIKUEC 2020」を見た

東京電気通信大学のバーチャルライブ研究会による非公式のファンメイドミクライブ「MIKUEC 2020」を見ました。

mikuec.com

MIKUECは、これまで電通大の学祭と合わせて講堂などでライブをしていたのですが、今年はバーチャル空間での開催。バーチャルライブの配信システムをバーチャルライブ研究会で開発し(!!)、PCから専用ソフトウェアで参加するというものでした。
残念ながらシステムの問題で、専用ソフトウェアでのライブ配信は中止となり、Youtube配信という形のバーチャルライブになりました。

以下、印象に残った曲を中心に、ライブの感想を書きたいと思います。

ライブ本編

ライブのオープニングは「ロキ」。ミクさんではなく、リンレンが最初に登場するという意外な始まり方。

バーチャル空間のステージは、真ん中に一段高い円形の台があり、そこでボカロ達が歌って踊る。ステージセットの円状のオブジェには照明が設置され、演出に大活躍してた。

背後のバックスクリーンにはCG映像が流れるのだけど、その映像がまたハイクオリティだった。例えばライブ2曲目「FREELY TOMORROW」のCG映像は、ピンクと白の2色を基調としたお洒落な映像で、そのまま普通に楽曲のPVで使えそうだった。

そして、3曲目の前にはMCがあり、ミクリンレンにGUMIも加わってのMC。ボカロのトークもうまくて、字幕がなくても普通に聞き取れた。

3曲目は、GUMIさんが歌う「セツナトリップ」。クリプトンボカロ以外も登場して歌うのはファンメイドならではの醍醐味。

4曲目は、ルカさんが登場して「Hello, Worker」。Youtubeでのライブ中継は、カメラ担当の人が専用ソフトウェア上でバーチャル空間を移動して、その画面を中継する形でした。最初の数曲は、ステージから少し離れた位置からステージ全体を写して、ボカロ達が少し遠い感じでしたが、この曲のあたりから慣れたのか、時々前の方に移動して近くに寄ったりし始めた。

その後は、ミクとIAが歌う「空奏列車」。この曲をセトリにくれてありがとうございます。ミクさんもIAちゃんも、この曲を作ったOrangestarさんも好きな私は歓喜。この2人がデュエットするステージが見られるとか嬉しい。2人の歌声のハーモニーに感激してた。

続いて、MIKUEC2020のテーマソング「ナナイロ」。このライブのテーマソングとして、楽曲もPV映像も振り付けも全部自分たちで作ってしまうのだから、凄い。

そして「METEOR」。曲名の通り、流星が流れる演出が印象的でした。バーチャル空間なので、流星のエフェクトが空を流れていきました。この点において、マジカルミライの演出を超えましたね。照明やレーザーも増し増しで派手でした。

「モノクロ∞ブルースカイ」の冒頭、ミクさんもステージも全てモノクロに変わる演出が印象的でした。曲の展開に合わせて途中から色が付く演出も含め、バーチャル空間ならではの演出で素敵でした。

「ブリキノダンス」も、バーチャル空間ならではの演出が印象的でした。星のエフェクトがたくさん空間を舞い、ステージの後ろでは非現実的な量の花火が打ち上げられ、バーチャル空間だからこそ実現可能な派手な演出が良かった。

「ベノム」でflowerが登場。なかなかライブで見る機会が少ないので、クリプトン組以外のボカロが登場すると嬉しい。花ちゃんのイメージカラーに合わせて紫基調の照明演出が印象的でした。Youtubeのコメント欄も盛り上がり、「めっ!」コールも起きました。

本編最後の曲は「愛言葉III」。これは卑怯、観客を泣かすつもりでしょ。感謝を伝える初音ミクのイメージソングに、この素敵なライブへの感謝の気持ちも自分は重ねました。

アンコール

アンコール1曲目は「テオ」。照明演出も派手に動いて、これは盛り上がる。

アンコール2曲目、そして本当に最後の曲、ギターを抱えてミクさんが登場して演奏するのは「Calc.」。バックスクリーンには、ミクさんに寄ったカメラ映像が映る。こういうの、リアルのライブっぽくて良いですね。そして最後には、銀テープ射出演出。リアルライブと変わらない演出に驚いた。

演奏後、ステージのバックスクリーンにクレジットが流れ、これでエンディングだと知る。エンディング後、バーチャル空間をカメラマンが移動し、ロビー的な場所を紹介するように移動。最後には、今回演奏した楽曲のイラストが並ぶ空間に到着。これがまた素敵なイラストで、ここまで作り込んでいた事に感激しました。

ライブの感想

以上、印象に残った楽曲を中心にライブを振り返りました。どの曲も演出が素晴らしかったです。照明やバックスクリーンCGなどの演出はもちろん、リアルだと費用や準備が大変な大量のムービングライトやレーザーの演出、星や流星が空間を飛ぶエフェクトなど、バーチャルだから可能な演出も素晴らしかった。照明過多でまぶしすぎてステージが見えない場面もあったのはご愛敬。

バーチャル空間でライブをするというだけで十分大変な事を成し遂げたのに、さらにリアル以上の演出にまで挑戦するとか、私の想像以上のファンメイドライブでした。製作側のやりたいことは全部挑戦したかのような心意気が伺えました。専用ソフトによる参加が実現できなかったなど、やりたいことにたどり着けなかった事もいくつかあったと思いますが、そこは次の機会で挑戦して欲しいと思います。

MIKUECによるバーチャル空間でのファンメイドライブ、見る前は、MMDで作られたライブ動画みたいな感じかなと思ってたのですが、そんな予想を遙かに超えたものを見せて頂きました。大学生のボカロファンが、こんな凄いライブを実現するなんて、ボカロの未来はまだまだ明るいな、なんて頼もしく思ったりしました。

 

そんなMIKUEC 2020のライブ映像は、11/23まで見られます。

www.youtube.com

GUMI公式ライブ「SPACE DIVE !! 2020 -GUMI 10th anniversary LIVE-」を見た

spacedive.jp

 

GUMI 10周年を記念したライブ「SPACE DIVE !! 2020 -GUMI 10th anniversary LIVE-」を見ました。GUMIさんのライブは久し振りでしたが、大変楽しかったです。

開幕

開幕からお気に入りの「セツナトリップ」「モザイクロール」でテンション上がる。「ECHO」は、後ろにもう一人影がいる演出に唸る。
流暢なMCが素晴らしい。これTalkじゃなくて、Voice Trainer担当たかぴぃさんによるトクロですね。
「心做し」で蝶々Pがキーボードで出演、ボカロPと一緒に歌うGUMIさんの光景が良い。「夜もすがら君思ふ」「告白予行練習」で、歌も振り付けも可愛い曲のワンツー。

特別ゲスト

特別ゲストで、音街ウナと神威がくぽが登場。

「再演」でウナちゃんとGUMIさんの共演は嬉しい。「はやくそれなりたい!」「カンデンさせちゃうぞ」はウナちゃんソロで歌う。ウナちゃんファンの私としては嬉しい展開であった。
がくぽは、「ダンシング☆サムライ」一曲だけ歌って去って、GUMIさんに「来るなんて聞いてないよ…」と言われてしまう(笑)。

本編ラストまで

「天ノ弱」で164さんの生ギター演奏が炸裂して最高だった。ここからGUMIさんが新衣装に着替えるのですが、上着がヒラヒラするのがダンス映えして良い。「きょうもハレバレ」の大団円感のある盛り上がる楽曲と、楽しそうに踊るGUMIさんに、こちらも楽しくなる。
「十面相」は、テンションの高いYMさんの生ベースに、こちらもテンション上がる。GUMIさんのカウントアップの振り付けも可愛い。大好きな曲なので、曲が始まった時に興奮しすぎて、コメント欄に「百面相!!」とコメントしてしまったw
「バレリーコ」のバレエを意識した振り付け良い。そしてGUMIさんのラストの曲とのMCで始まった「敗北の少年」で締め。
コメント欄では、テーマ曲がまだ来てないからアンコールあるぞという会話が始まっていた(笑)。コメント欄でアンコールの曲の予想も始まり、「メグメグファイヤーエンドレスナイト」が来たら死ぬとか、死んだら骨は拾ってあげようとか、奇妙な掛け合いもあって面白かった。

アンコール

そしてアンコールは、テーマ曲「GALAXY (Under my identity)」からでした。再び作曲者の164さんのギター炸裂。「だれかの心臓になれたら」「拝啓ドッペルゲンガー」と攻撃的な曲を畳み掛けて公演終了。

感想

名曲ばかりのセトリで約2時間があっという間で楽しかった。
あと、ボカロPが出演して生演奏するのも嬉しかったですね。GUMIさんの新衣装や振り付けも素敵だったし、ウナちゃんソロ曲もあったのも嬉しい。

そしてコメント欄には、GUMIや楽曲が好きな人達が楽しんでいるコメントがたくさん流れていき、参加者の熱気が感じられました。

GUMI公式ライブは久し振りで、「SPACE DIVE」名義では初めてのライブ、主催・企画・制作のPONY CANYONによるボカロライブは未知ということで、少々不安はあったのですが、ライブとしては想像以上に素晴らしかったし、楽しかった。投影については、投影の光量が足りないシーンがあるとか、投影スクリーンにシワが見える箇所があるとか、多少の粗はあるのですが、全体としては些細な問題でしょう。

このクオリティなら、次回のライブも大いに期待してます。