日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

FAIR WARNING JAPAN TOUR 2010 東京公演に行ってきた

ドイツのメロディアス・ハード・ロック・バンドFAIR WARNINGのライブを見に、東京厚生年金会館まで行ってきました。昨年のLOUD PARK 09でもライブを見ましたが、単独公演としては、2006年以来の約3年ぶり。以下は、そのときの日記。
FAIR WARNINGの東京公演 - 日替わり NAT’s Champloo
やはりFAIR WARNINGは良い曲が多いし、私個人としても学生の頃から約15年来のファンということもあり、本当に時間を忘れるくらい楽しかった。以下、ライブの感想など。

開演20分くらい前に会場に到着。物販に行列が出来ていたが、ライブ開始に間に合わないのは嫌なので、あきらめてホールに向かう。
席は指定席で、2階席の前から5列目。ステージ全体がよく見えるし、それほど距離も遠くない。一階席の後方よりは、こっちで良かった。開演時間になると、一階席前方はほぼ満席。1階席後方の様子は2階席からは見えず。2階席もかなり埋まる。少なくとも私のいる列は、横が全部埋まった。

開始予定時間の17時から約5分くらい遅れて公演開始。オープニング曲の「Out On The Run」に、観客は総立ち。指定席だと、みんな大人しく座ってて盛り上がらないかなぁ、と不安だったが、そんなことは全くなかった。私の両隣の男性も、手拍子やら声を上げて盛り上がってた。まぁFAIR WARNINGの曲は、バラード以外は熱い曲が多いからね。

ボーカルのトミー・ハートは、最初はちょっと本調子でない印象を受けたが、段々調子が良くなっていった。中盤のバラード3連曲、「Falling Reprise」「Long Gone」「Hey Girl」あたりでは、トミーの美声を堪能。トミーは観客に手拍子を求めたり、マイクを向けて歌うのを求めたりと、しきりに観客を煽ってましたね。
ギターのヘルゲ・エンゲルケも、曲の中間部やアウトロで素晴らしいギターソロを聞かせる。それにしてもFAIR WARNINGの曲って、アウトロのギターソロも良い曲が多い事を再確認。気難しい印象な顔の彼ですが、結構楽しんでいるようで、ベースのウレやサポートギタリストと絡んだりしてました。
ベースのウレ・リトゲンは、その甘いマスクで常に微笑みながら演奏。ドラムのC.C.べーレンスは、前回と同様にキルト(スコットランドの男性が着るスカート)でドラムを叩いてました。C.C.は腕が見える衣装だったのだけど、彼の腕はけっこう筋肉隆々だった。FAIR WARNINGのドラムを結構ハードだから、鍛えないと難しいのかもしれない。なにげにドラムセットもツーバスだったりするし。

セットリストの方は、ドイツのミュンヘンでのライブのものと一緒(以下のリンク参照)。もしかしたら順番は違ったかもしれないけど、選曲は一緒のはず。
Reviews Archiv 512

メッセージ性の強い「Don't Give Up」「I'll Be There」「Still I Believe」を生で聞いて目頭が熱くなったり、力強く熱い「I Fight」「Burning Heart」で腕を振り上げてサビを一緒に歌ったりして、往年の名曲の演奏を楽しんでました。最新作「AURA」からの曲も4曲ありました。復活前のアルバム4作と比べてしまうと楽曲の充実度が劣ってしまう「AURA」ですが、あらためて生でじっくり聞くと案外良い曲もあるなと再発見したり。

アンコール前の本編最後の曲は「Get A Little Closer」でした。なんだか、この曲は最後の曲の定番になってしまった感が。アンコールは「When Love Fails」「Fighting For Your Love」「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」の3曲。欲を言えば、あと一曲くらいはアンコールに欲しかった。

公演終了後、物販に向かう。早めに動いたせいか、思ったより混雑してなくて、無事Tシャツとパンフレットを購入できた。

厚生年金会館の玄関ホールにこんな掲示があったので、記念に撮っておく。

そして、ライブの興奮が冷めやらないまま帰路についたのでした。


そんな感じで、2時間の公演はあっという間に終わりました。素晴らしいメロディに酔ったライブでした。
トミーがライブ中のMCで「また来年合おう」とか言ってましたが、今までのペース的に、次回があるのはまた3年後くらいかな。トミー本人の思いとしては、毎年ライブやりたいのかもしれないけどね。次のライブがいつになるにせよ、往年の名曲は未だに色褪せないし、また来てくれるなら喜んで行きます。