今日は、日本ファルコムのゲーム音楽専門バンド、jdk BANDのライブに行ってきました。
私にとっては、無駄な曲が1曲もない、密度の濃い2時間でした。本当に楽しくて、あっという間の2時間だった。
とりあえず、思ったことを、だーっと書き連ねておきます。
当初はオールスタンディングの予定だったが、座席に変更になっていた。これは、オールスタンディングに不慣れであろうゲームファンが混乱するのを避けてのことか、それともチケット数があまり売れなかったためなのか、真相は分からず。座席の数は、ざっと見た感じ、600席くらい。開演前に見渡した感じでは、8割くらいは席が埋まってたかな。
入場したら、まず先行発売のjdk BANDの新作アルバムと、Tシャツを購入。さっそくTシャツに着替える。
場所は、最前列の座席ブロックの１つ後ろの座席ブロックの最前列、正面よりやや右を確保。目の前が通路なので、背の低い私でもステージが見えるし、まわりに適度な空間も確保できた。
開演前のステージには、ファルコムの曲が流れていた。PSP版ヴァンテージマスターポータブルの曲と思われる曲が流れていたけど、なかなか良さげ。ゲームを買う予定はないけど、サントラは買おうかな。
オープニングは、スクリーンがステージの前面に下りてきて、テクノ系の音楽に乗せたサイケデリックな感じの映像と一緒に、メンバーの名前が紹介される映像。いきなり辛口批評になるけど、ファルコムのゲーム音楽っぽくない曲だし、ちょっと微妙な感じ。何がやりたいのかよく分からなかった。メンバー紹介がしたいなら、各メンバーが演奏する映像に乗せて名前紹介する方が、まだ良い。
オープニングは「Overdosing Heavenly Bliss」でした。いきなり観客総立ち。
イカロス渡辺さんは、良いハイトーンボイスだなぁ。「銀の意志 金の翼」を歌っているのを聴いて、あらためて実感。あと、角かっこいい、と書いておこう(笑)
小寺さん、ミニスカートが可愛いかったけど、見えそうで、逆にこっちがハラハラした(笑)。空の軌跡からのボーカル曲「空を見上げて」「星の在り処」「I Swear」の3連続は、感情の込められた歌声に聞きほれた。こう書くと失礼かもしれないけど、歌がうまくなった？
アンジェロこと寺前さん、しょっちゅう前に出てきたり、ギター振り回したり、ちょっとはしゃぎ過ぎてませんか(笑)。でも、演奏中に盛り上がるのはアンジェロのおかげ。
テルこと新ギタリストの井上さん、黒い長髪がクールな感じ。演奏は技巧派のようです。
大原蓮さん。前に聴いたときは、バイオリンの音がギターの音に埋もれちゃってたけど、今回はちゃんと聞こえてた。要所要所で良いメロディを聴かせてくれます。
川原麻依子さん、ギター中心のバンドサウンドに華やかさを加えるキーボードでした。ソロでは、グリッサンドがかっこよく決まってた。
王子こと榎本さん、そして新ベーシストのノリスケさんこと吉川さん。安定したリズムで、バンドサウンドをしっかり支えてました。ソロでも聴かせどころがあった。
Ys IVのオープニング曲と、ソーサリアンの曲(タイトルが思い出せない)をやってくれた。多分、今のファルコムファンのほとんどは知らなそうな曲だけど、こういう古くても良い曲も忘れずに演奏してくれるのは嬉しい。
バンドメンバーに関西の人が多いせいか、MCのノリが関西人のそれ。面白いです。
アンコールでは「OVER DRIVE」の演奏が凄かった。あの速いフレーズをギターとバイオリンで弾くのには拍手喝采。
最後は「銀の意志 金の翼」で大合唱。これがライブの締めの定番曲になりつつあるのかな。
と、こんな感じで、あっという間の2時間でした。次回も絶対に行きたい、と思えるライブでした。
こんな楽しいライブなら、今後も毎年、もし可能なら半年に一回はやって欲しいものです。
