日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

UMLなんて、ただのお絵かきです

エライ人にはそれが分からんのです。と誰かが言ったかは知らないが、会社のエライ人の間で、UMLを勉強しようという計画が上がっているらしい。
どっちかと言うと、UMLの書き方より、オブジェクト指向設計の考え方に慣れてない人が多い方が問題のような気がするんだけどね。私の場合、書きたいことが図になれば良いやと、正式なUML記法から外れた使い方したり、書き方が分からなければ日本語で注釈書きまくったりしてる。正式な書き方と違うから図が理解できない、という事は今までなかったので、正しいUMLの書き方を厳密に覚える事にあまり意味はないと思ってる。まぁ、社外の人に見せるような資料の場合はまずいかな、とは思うけど。
そのUMLの勉強をしようという会社の計画が、UMLを書くことを通じてオブジェクト指向の考え方を勉強しよう、という趣旨なら大賛成。
でもオブジェクト指向設計って、そんなに難しいのかなぁ。例えば、伝票データを扱うシステムがあって、伝票にはどんな項目があって、誰が伝票作って、何と一緒に伝票が動くかを図にすれば、それがそのままクラス図になるんだけどな。まぁ、世に出回ってる本は難しい用語だらけだったり、オブジェクト指向設計オブジェクト指向分析がごっちゃになってたりと、私も理解するまで時間がかかったけど。そういう意味では「オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―」が、その辺がよく整理されてて分かりやすかった。オブジェクト指向を初めて学ぶ人にお薦めの本。