初音ミクの日本ツアー BLOOMING の最終日、沖縄公演を見に行きました。
自分にとって第2の故郷と呼べる沖縄の地で初音ミク公式ライブが行われたことが、まず嬉しい。私自身は沖縄に住んだ事は無いけど、両親も親戚も沖縄に住んでいて、自分も良く沖縄へ帰省するので、沖縄は第2の故郷なのです。
地元のファンが喜んでいるのはもちろん、全国からミクファンが沖縄に集まり、沖縄のコラボや食事、観光を楽しんでいるのが、Xへの投稿で分かって嬉しい。
ミクさんが冒頭のMCで、沖縄での初めての公演を楽しみにしてたと言ってくれたのが嬉しかった。そして「THUNDERBOLT」で会いに来たよ〜♪と手を振ってくれたのも嬉しい。
そんなblooming沖縄公演の感想を書きます。

バンドメンバー
1曲目は、ゴリゴリのベースから始まるプシが印象的だった。こういうバンド生演奏も初音ミク公式ライブの魅力。バンドメンバーの個性も分かると楽しみが増える。
そのゴリゴリのベースは、女性ベーシストのわかざえもんさん。5弦ベースを使っているという珍しいベーシスト。
ギターの佐々木侑太さんは、ステージ上のミクさんたちキャラクターの方を向いて、タイミングを合わせるかのように演奏する場面が多かったのが印象的。
キーボードの鈴木栄奈さんは、演奏の合間に手拍子を打って観客に手拍子を要求したりと、観客の応援をリードしてくれました。
ドラムのエノマサフミさん。アタックが強くタム回しの音が独特で、良いビートを感じた。
ロック曲のラッシュ
セトリで印象に残ったのは、激しいロック曲のラッシュ。
テンポの速いサウンドと早口ボーカルで疾走感のある「裏表ラバーズ」。
ギターを抱えたリンちゃんがかっこいい「東京テディベア」。
重いギターサウンドで頭を振らせる「Someday'z coming」。
カイトのギターとメイコのマイクスタンドさばきがかっこいい「REALITY」。
ロック色の強い曲の応酬で、テンションが上がる。ペンライトは持ってたけど、気持ち的には拳を振り上げてました。
重音テトのゲスト出演
そして初音ミク公式ライブに、クリプトン以外のキャラクターである、重音テトがゲスト出演するというサプライズ。
初音ミク公式Xアカウントでもヒントで出演を匂わせていたけど、本当にゲスト出演するとは。ミクさんの「特別ゲスト、重音テト」の紹介とともにテトさんが登場。メズマライザーMVの動きを再現したパフォーマンスが良かった。ミクさんが催眠にかかって目の光が無くなる演出まで再現。
それにしても、テトさんは奇跡のような子ですね。初音ミクのようなVOCALOIDのフェイクとしての出自ながら、派生キャラとして版権はクリプトンが窓口となり、DIVAにモデルが実装され、超歌舞伎やミクシンフォニーにゲスト出演してきた。
そして今回、メズマライザーで初音ミク公式ライブにゲスト出演。でもこれ、決して運だけで無いと思う。昨今のテト曲の盛り上がりの中でメズマライザーが発表され、公式ライブで演奏されるに値する曲だと判断されての、今回のゲスト出演だと思う。テトさんの実力と多少の運もあっての事だと思う。
思い入れのある曲たち
そして、私にとっても思い入れのある曲の数々が散りばめられたセットリスト。
ピエレッタ衣装でミクさんが歌う「キャットフード」。私の好きなdorikoさんの曲で、マイクスタンドの前に立ってのミクさんのパフォーマンスが好きなのです。
タンチョウちゃんことSNOW MIKU 2018 雪ミクさんで、可愛く衣装映えする動きの「四角い地球を丸くする」。
MIKU EXPOソングコンテスト受賞「M@Gical☆Cure! Love ♥ Shot!」のミクミクビーム!これを浴びるのを、日本の皆が待ってたはず。コールも楽しい。
マジカルミライ2013 のアンコール、マジカルミライのTシャツで登場したミクさんの「ゆめゆめ」。懐かしい。当時を思い出してしまう。
MIKU EXPOのテーマ曲で、私も初めて米国LAへ海外遠征して聞いて思い入れのある「blue star」。ペンライトで星を作る動きに、誘ってくれたお兄さんありがとう!周りの人と一緒に blue star を作ってました。
そしてテーマソング「Over Flow(er)」。メインビジュアルの衣装でミクさん登場。これも嬉しいサプライズ。歌の途中で花束のようなマイクを召喚して、それで歌う姿が可愛い。
最後に
初音ミク JAPAN LIVE TOUR 2025 ~BLOOMING~ 沖縄公演、本当に楽しくて、忘れられないライブになりました。
沖縄の地にミクさんが来てくれたのも、観客が大いに盛り上がったのも、最近の曲から懐かしの曲まで強力なセトリも、バンドメンバーの素晴らしい演奏も、全てに39(サンキュー)!
