日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

沖縄南部を観光

親戚の結婚式出席のための沖縄2泊3日の旅行から、無事帰ってきました。今日は夕方の飛行機で羽田へ帰るので、それまで沖縄の南部を観光。
まずは玉泉洞へ。ここは日本でも有数の規模を誇る大鍾乳洞。さまざまな形の鍾乳石に名前がつけられてたりするんだけど、「昇竜の鐘」「岩窟王」「槍天井」「魔人の森」「身代わり観音」「黄金の盃」「絞り幕」と、こっちの想像力が試されるようなネーミング。来年3月までの期間限定らしいが、鍾乳洞をイルミネーションで鮮やかに光らせるなんて珍しいこともやっていた。
ちなみに玉泉洞の入り口には、沖縄の民族衣装を着た女性が立っていて、入るときに一緒に写真を撮ってくれる。そして玉泉洞の出口に出る頃には写真の現像も終わっていて、1枚1000円で買うことができる。撮影自体は無料だし、気に入らなければ写真を買わなくても良いのだが、たいていの人は買いたくなるんじゃないだろうか。商売うまいなぁ。ひょっとしたら、何か事故があったときのために、鍾乳洞の中に入った人の顔を記録しておくという安全面からの理由もあるのかもしれないけど。
玉泉洞は、おきなわワールド文化王国という観光施設の中にあり、他にも熱帯フルーツ園やガラス工房とか、色々見れるものがあった。
続いて、ひめゆりの塔へ。ひめゆりの塔の入り口に献花が売っていたので、母親の勧めに従って、1つ供えてきました。近くのひめゆり平和祈念館も見学。ある部屋の展示では、沖縄戦で亡くなった「ひめゆり」の女学生や先生の写真と一緒に、その人の生まれや性格、特技、愛称とか、その人となりが書かれていて、それと一緒にどんな状況で亡くなったか、例えば「ガス弾の攻撃で亡くなった」とか「伝令を伝えに走っている間に銃弾で倒れた」とか書かれてる。それが部屋に200人以上も並んでいる。別の部屋では、「(米軍に捕まるくらいなら死ぬ方が良いと教えられていて)死ぬことしか考えてなかった。でも、(他の自決した兵士のように)手榴弾を持ってなかったから死ねなかった」と生存者が証言する映像が流されてたりする。こういったものを見ると、戦争というのはなんて悲しくて異常な状況なんだろう、としか思えなかった。今の時代だと「戦争」が「テロ」に置き換わるのかもしれないけれど。
飛行機の時間があったので、ひめゆりの塔からは空港へ向かい、途中でレンタカーを返す。ちなみに、私は車を持ってないのでほとんどペーパードライバーに近いのだけど、今回の旅行では、あちこちの親戚の家や観光地で車を駐車することが多かったので、バックで駐車する経験値が上がった気がする。
できれば沖縄唯一の電車(正確にはモノレール)ゆいレールに1回は乗りたかったけど、時間がなかったのであきらめた。JR最西端の駅の佐世保駅には行ったことがあるので、日本最西端の駅の那覇空港駅に行ってみたかったのだけどね。