日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

ニコニコ超会議2019の超ボカニコへ行ってきた

chokaigi.jp

ニコニコ超会議2019で、ボカロ曲のDJやバンド演奏が聞ける音楽イベント「超ボカニコ」へ行ってきました。

出演者もDJや演奏も観客の盛り上がりも素晴らしかったです。ニコニコ超会議は他にも企画がありますが、ほとんど超ボカニコのエリアにいて、あとは超ボーマスや超歌舞伎、超ボーカロイドストリートにいたぐらいでした。

以下、見たステージの中から特に印象に残ったものの感想。

1日目:DJシーザー

なんと言っても最後のwowakaさん曲メドレー。DJにしかできない追悼をしてくれました。半ば泣きながらコールしてペンライト振ってました。周りの観客の大きな声に囲まれながら、天国まで届けとばかりに。最後の曲がローリンガールというのが、何とも言えない…。

1日目:IA & ONE Remix by DJ A.T.

今回初となるボーカロイド達のDJ。卓の上の透過スクリーンにキャラクターを投影するスタイル。スクリーンは小さめだけど、像はかなり鮮明でした。大日本印刷のスクリーンなのかな。

f:id:NAT:20190506161810j:plain f:id:NAT:20190506161827j:plain

選曲は、公式のものが多めでしたがそれ以外のもいくつか。IAちゃんのDJでは、orangestarさんの「CITRUS」や「アスノヨゾラ哨戒班」が嬉しかった。IAちゃんはDJやってるというより、観客を煽る役でしたね。手拍子を要求したり、手を上げて盛り上げを要求したり。「アスノヨゾラ哨戒班」で、楽曲とは違うIAちゃんのアドリブの歌唱が入ったのはちょっと驚いた。

ONEちゃんのDJは、おねダリの衣装で登場。同じく煽り役でした。DJはゲームではやったことあるけど、なんて最初に言ってましたがw 選曲はARIA姉妹の曲が多かったかな。最後は「おねがいダーリン」と「てるみぃ」で盛り上げて終了。「てるみぃ」では、MCパートの観客のコールもばっちり。

IAちゃん、ONEちゃん、どちらのDJも観客は大いに盛り上がり、曲に合わせたコールも大きかったし、初めてのDJとしては成功でしたね。DJ A.T.Eさんの選曲とリミックスが良かったのかも。

1日目:音街ウナ Remix by キノシタ

キノシタさんの楽曲メドレーで、ウナちゃんが卓の後ろで可愛く曲を楽しそうに動いているのに合わせて、観客が盛り上がってた。可愛いウナちゃんの歌と動きで盛り上がってた感じで、やはり可愛いは強い。最後の「はやくそれになりたい」はすごい盛り上がり。「あいわなびー」コールは楽しかった。

 

個人的には、ウナちゃんが歌う曲には可愛い曲からクールな曲まで色んな曲があるので、キノシタさん以外の曲も色々欲しかったかな。

1日目:Omoi

Omoiさんの曲は好きな曲ばかりなので、何が来ても楽しかった覚えしかない(笑)。音圧高めで疾走感のあるシンセロック曲のオンパレード。一番聴きたかった「UFO」カバーと「チット・チャット・マーチ」「ミスリード・ミスリード」「テオ」が聴けたので大満足。ギターのSakuraiさんが楽しそうに跳ね回ってるのが印象的。そして、曲前のMCがいちいちエモい(ニコ動のコメント拝借)。

個人的には「グリーンライツ・セレナーデ」の大きな盛り上がりに、ちょっと感慨深く感じてた。マジミラのテーマソングだけど、それを越えて愛される曲になっているのだな…と。

1日目:  DJ'TEKINA//SOMETHING

ぶち上がった覚えしかない(笑)。ほんと、選曲もミックスもテキサムさんならではの攻めで、フロアの熱気も自分のテンションも上がる一方だった。最後のMC「今しかない」は心に来た。最後に、ゆよゆっぺさん自身のルカ曲「Pallete」で締めたことも。 

1日目:みきとP

みきとPのステージは、生バンド演奏スタイル。いきなり「夕立のりぼん」でテンション上がる。この切ない曲すごく好きなのですよ。

続いて「PLATONIC GIRL」は、GUMIさんのボーカルとみきとPのデュエット!ボカロと人間が一緒にパフォーマンスするの好きな私はさらにテンション上がる。あとこの曲って、結構手数の多い激しい曲だなと、バンド演奏であらためて実感。聞いてて楽しかった。

世田谷サイトサファリもバンド演奏が映える曲でしたね。ソロも途中で入ったり。39みゅーじっくはミクさん歌唱に合わせたバンド演奏。コールがすごく楽しかった。

最後は待ってました「ロキ」。もちろんリンちゃんとみきとPのデュエット。一番見たかった演奏が目の前で見られて、思いっきり拳を振ってました(ペンライトは握ってましたが)。もう楽しかった。

1日目:セットリスト情報

Rizalさんのまとめを引用します。

 

2日目:GUMI Remix by EasyPop

「セツナトリップ」「誰かの心臓になれたら」「モザイクロール」「百面相」「ECHO」と、GUMIさん名曲多いなあと改めて実感する、名曲しかない選曲。

ずっとテンション上がりっぱなし。EasyPopさんのミックスと繋ぎが素晴らしい。ハピシンとか入れても良いのよと思ったけど、GUMIソロ曲にこだわったセトリだったようです。

2日目:鬱P

跳んだり、頭振ったりと、一番体力を削られたステージだったかも(笑)。 「しゃがめ」「とべ」と書かれた手作り感あふれるボードで、観客が一斉にしゃがんで跳ぶの面白かった。

鬱Pのリミックスは、重くて首が振れて、ヘッドバンカーな自分には楽しい。新曲の「ハイパーリアリティーショウ」もさっそく聞けた。

2日目:和田たけあき

和田たけあきさんのステージも、バンド演奏スタイル。和田たけあきさんの楽曲は、高く歪んだようなギターが特徴的だなと思ったり。

曲を始める前のMCが観客を煽る。「ビースト・ダンス」や「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」のようにコールが入る曲も多く、盛り上がる。

最後のチュルリラでは、ペンライトの色を、みんな一緒じゃなくて自分の好きな色に変えようというMCと、「生き延びてください」とのいつものMCから始まったのが印象に残った。もちろんいつものコールで盛り上がって楽しかった。

2日目:セットリスト

Rizalさんのまとめを引用します。

 

まとめ

今年の超ボカニコは、出演者が豪華で、演奏も、観客の盛り上がりも素晴らしく、とても楽しかった。超歌舞伎の時間と重なって泣く泣く見れなかったステージもあったくらい(GYARIさんやkzさんとか)。

今回の超ボカニコは、ニコニコ超会議史上、最も広いエリアを確保したと聞きますが、その広いエリアを埋める観客と盛り上がりが印象に残りました。

この熱気はまだまだ続きそうだなと思ったのでした。

 

新潟県長岡市の悠久山公園で満開の桜を見てきた

4月21日に、新潟県長岡市にある悠久山公園で桜を見てきました。

この日に長岡技術科学大学の学生サークルがファンメイドの初音ミクライブ「ミクロジ2019春」をやるので、それを見るのと合わせて、桜の名所としても知られる長岡の悠久山公園に行く事にしました。

ライブのついでに行くような気持ちでしたが、想像以上に素晴らしい桜の光景が見られたので、行って良かったです。

続きを読む

「あの楽器」ソフトウェア「AnoJ」を作ってみた話

はじめに

こんにちは、Java版「あの楽器」ソフトウェア「AnoJ」を作っていた「なっと」こと NAT です。 今まで作者であることは言わないでいましたが、私が「AnoJ」を作っていました。

今まで、なんとなく作者不詳にしておいた方が良いかなと思い、ニコ動のプロフィールもほとんど書かず、自分のTwitterアカウントなどでも特に言及することはありませんでした。

しかしAnoJ配布所として使っていたYahoo!ジオシティーズが終了してしまうので、作者だと名乗って、自分のサイトに移すことにしました。

nat.champl.org

AnoJの作者だと名乗るなら、ついでにAnoJ開発にまつわる思い出や歴史も書き残しておこうと書いたのが、この記事です。

六千文字以上の非常に長い文章になっておりますので、お時間と興味がある方は読んで頂ければと思います。

続きを読む

IA MUSICAL & LIVE SHOW「ARIA」公演に行ってきた

VOCALOD IAのライブ公演「ARIA」に行ってきました。

planetesaria.com

最初見た時の感想としては、予想以上のものを見た感じ。ライブでミュージカルでダンスショーでした。スクリーンの枠を越えて存在するIAとONEが動き、人間と一緒にダンスで共演する素晴らしいステージでした。

クラウドファンディングMakuakeで、1日目の第一部(初演)と第二部、2日目の第二部(千秋楽)のチケットを持っていたのですが、後方席からも見たいということで2日目の第一部も当日券で見たので、結局4公演全通することになりました。

続きを読む

初音ミク MUSIC CAFE2本目 オープニングDJイベントに行ってきた

t.livepocket.jp

 

秋葉原のアニON AKIHABARA本店で、コラボカフェ「初音ミク MUSIC CAFE 2本目」のオープンに合わせたDJイベントに行ってきました。半端なく楽しかったけど、半端なく疲れました(苦笑)。

takashimaさんやさつきがてんこもりさん、MisumiさんのDJも楽しかったが、その後の3人のDJがもっとヤバかった。

ATOLSさんは、最初はテンポを落として段々と上げていくとか、セットリスト全体で観客を高めていくようなDJで、後半の観客の盛り上がりが半端なかった。

f:id:NAT:20190203012327j:plain

鬱PのDJは、ロック曲でフロアにヘドバンさせるDJが最高であった。こっちは汗だくである。上の写真は、轟音が回るダブルラリアットのリミックスを流してたときのもの。

そして最後のかめりさんのDJも、観客を煽るDJと選曲で、観客を熱狂させていた。

開演時間は14時から19時まで休憩は挟みつつだけど、5時間で6人のDJ、非常に濃いボカロDJが楽しめました。観客も熱狂的に盛り上がってたし、素晴らしいイベントでした。

f:id:NAT:20190203012013j:plain

 

 

 

初音ミクシンフォニー 2018-2019 大阪公演に行ってきました

sp.wmg.jp

大阪・オリックス劇場で開催された、初音ミクシンフォニー2018-2019大阪公演に行ってきました。パシフィコ横浜国立大ホールで開催された東京公演は見に行きましたが、オーケストラの生演奏が聴きたいのと、PAを通さないオーケストラの生音が堪能できるということで行ってきました。

f:id:NAT:20190126085500j:plain

続きを読む

結月ゆかり・紲星あかりをメインとした音楽イベント「どえりゃあ尊い前夜祭」に行ってきた

e-off.jp

2019年1月13日(日)に開催された結月ゆかりオンリー同人イベント「うさぎの宴」と紲星あかりオンリー同人イベント「紲星の野望」の前夜祭として開催された音楽イベント「どえりゃあ尊い前夜祭」に行ってきました。

2人のDJと2組のバンド演奏で、結月ゆかり・紲星あかりの曲を中心としたステージ。出演者は、DJはちょむPと悠雨さん。バンドは、たかぴぃさん率いるtakapiraと、ねじ式さん率いるねじ式バンド。

会場は名古屋の今池GROWで、収容人数150人のライブハウス。それがほぼ満員になりました。観客は若い男性が大半だけど、最前列付近には若い女性も多かった。おそらく、ねじ式さん目当ての若いファンが多かったんじゃないかな?

物販で、結月ゆかりと紲星あかりのペンライトを装備しました。

ちょむP

最初は、ちょむPのDJから。結月ゆかりの曲が大半で、紲星あかりの曲も流しました。個人的には、bumpy漆さんのcaged girlやパニジャパーを流してくれて嬉しかった。

最後の曲は、ちょむP本人の曲「パンツ脱げるもん!」の紲星あかり歌唱版を流すという特別なものでした。

これで、すっかりフロアが温まりました。

takapira

たかぴぃさん率いるバンドtakapira。個人的には、一番のお目当て。

「ネガティブコントロール」や「ほんと無理」は、ハードなギターチューンに合わせて、首を振りペンライト振り、楽しかった。紲星あかり曲「初恋」「ライスムジーク」も爽やかギターポップで楽しかったし、ゆかり・あかりが歌う「Creator's Real」や聴かせるバラード「ごめんね」も良かった。

悠雨

悠雨さんのDJ。前半はゆかり・あかり曲にこだわらずボカクラで流すようなボカロ曲中心で、後半はゆかり・あかり曲中心というセットリスト。クラブイベント初心者にボカクラ(ボカロ曲のクラブイベント)の楽しさを知ってもらおうという趣旨のMCもあり、ボカクラを布教したいという思いが伝わった。

悠雨さんがステージに登場したとき、「ゆかいあは正義」Tシャツを着てたので、どうしようかと思ったw MCで「結月ゆかりという概念にはゆかいあを含みます」と言ったり、ゆかり・あかり曲を中心に流している最中にIA曲を挟んだりと、ゆかいあ布教にも取り組まれていましたw

自分的には、前半は「ロキ」「劣等上等」といったお気に入り曲に盛り上がったし、後半はIA曲「キミノヨゾラ哨戒班」やIA・ONE曲「てるみい」に盛り上がった。最後の「チュルリラ」は、観客も一緒にご唱和して大変盛り上がった。楽しいDJでした。

ねじ式バンド

最後はねじ式さん率いるねじ式バンド。自分はtakapiraの演奏や悠雨さんのDJで盛り上がり過ぎて、体力をかなり消耗してたけど、演奏と楽曲の素晴らしさと観客の盛り上がりに、ペンライトを振りたくさんコールしました。

なんと言っても、中原涼さんとアルミーダさんの素敵なツインボーカルで、ねじ式さんの曲を演奏するのが素晴らしかった。涼さんが右手にマイクを持ち、アルミーダさんが左手にマイクを持ち、2人並んでシンメトリーな振り付けをする光景が印象的だった。特に、ピニャコラーダはどえりゃあ尊かった…。

中原涼さんとアルミーダさんの煽りや、楽曲や演奏の盛り上がりに、観客もペンライトやコールですごく盛り上がってました。

全体の感想

こういうボカロ曲で生演奏するライブイベントに、ドキ生というのがあったのですが、その盛り上がりを思い出しました。それが名古屋でも開催されて、これだけ盛り上がった光景を見て、ボカロはまだまだ続いて行けそうだなと実感したりもしました。

演奏や観客の盛り上がりで、とても楽しかったライブイベントでした。最後の主催者の挨拶で、またやりたいという言葉があったので、次回開催も楽しみです。