日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

新横浜-三島を往復した顛末期

天橋立へ1泊2日の旅行の予定が、台風の影響で三島までの往復旅行になってしまった顛末でも書いてみます。
朝起きたのは4:30頃で、テレビやネット上のニュースや天気予報を確認するが、東海道新幹線の運行状況は不明だったので、とりあえず新横浜駅まで行ってみることにした。

7:00頃に新横浜駅に到着したが、東海道新幹線は定刻どおりに走っていた。この時点で、新富士駅と静岡駅の間にある富士川の24時間の累積降水量が現在280mmくらいで、300mmを超えた時点で運転を見合わせる、といった感じの案内が電光掲示板に流れていた。今思えば、この時点で行くのを見合わせれば良かったのかもしれないが、越える前に列車が通り過ぎるでしょ、と楽観的に考えて、そのままホームに向かう。

8:00頃、富士川の24時間の累積降水量が300mmを越えたので運転を見合わせるというアナウンスがあり、三島駅のホームで停車。

となりには、新横浜駅を先に発車したのぞみ500系の車両が停車中だった。

30分くらいたった頃だろうか、運転再開までしばらくかかるので、ホームへの扉を開けるとのアナウンスがある。駅のホームに出て、気晴らしに写真を撮ってみたりする。

こういう風に新幹線が並ぶのも珍しいんじゃないだろうか。


東京方面へ向かう上りの新幹線も運転見合わせなので、上りホームで止まっている列車と合わせて、3車両が横に並んでいた。

三島駅で停車してから1時間くらい経過しても、なかなか運転再開の気配がない。最悪、午前中に運転再開にできる見込みなら、待っても良いと思っていたのだけど、車内アナウンスは「運転再開にはしばらくかかります」と繰り返すばかりで、あと何時間待たなければ良いのか、ちっとも状況が見えてこない。

仕方ないので、停車しているホームにいた駅員に詳しい状況を聞いてみたら、「富士川で雨が止んで、水位が下がれば運転再開」とのこと。さすがに台風が近づいていることを考慮すると、午前中に運転再開の可能性が極めて低いし、最悪の場合、台風が通り過ぎるまで動けない可能性もある。そうすると、今日は宿へ移動するだけで終わってしまう。そう考えて、今回の天橋立への旅行は取り止めることにした。

ここで折り返して横浜へ戻れば、使わなかった分の払い戻しが効くことを駅員に確認して、在来線の東海道本線のホームへ向かった。そのときは、東京方面へ向かう新幹線も止まっていたので、東海道本線使ってのんびり戻る旅にしようと考えた。

しかし、東海道本線の上り列車の目処が立っていないとのアナウンスがある。東海道本線東海道新幹線も動かないので、仕方なく駅の構内や駅の外をちょっとウロウロしてみる。


お土産に桜えびせんべいを買ったり、


駅の外へちょっと出てみたり、


伊豆箱根鉄道のホーム近くまで行ってみたりした。

10:30頃には、東海道本線の上りの熱海行きが11:00頃到着予定だが、熱海-小田原間が運転を見合わせているとのアナウンスがある。とりあえずはその熱海行きに乗ろうと、東海道本線のホームまで移動するが、東京方面へ向かう新幹線が運転再開とのアナウンスがあり、結局、また新幹線に乗って戻ることした。自由席は人で一杯だったが、なんとか座れた。

三島駅から東京方面へ出発したのは11:10頃で、途中徐行することもなく、新横浜駅には11:50頃には到着する。なんか拍子抜けするくらい、あっさり戻れた。

そんなこんなで台風に翻弄された旅行になりましたが、悪天候のときの新幹線の動きが軽く体験できたし、これはこれで話のネタになりそうだし、そんなに悪くない旅でした。これが、長時間列車の中で身動きできない状況だったら、そうは思えなかったのかもしれないけれど(笑)

ちなみに、東海道新幹線は13:00過ぎには運転再開してたので、頑張って三島駅で待っていれば、天橋立まで行けたかもしれない。でも、今日は時間的にほとんど観光できずに終わっていたと思われるし、三島駅で引き返したことはあんまり後悔してないです。

天橋立はまた別の機会、9月の連休あたりにでも行こうかと思います。