品質保証部のテストでたくさんバグが見つかって、これでは今月末の検査も危ういということで、上の人が本格的に動き始めた。まずは課長レベルの人が3人集まってバグを分析。3人よれば何とやら、というわけではないが、1時間半後には「この範囲の機能でバグが多いから、これを中心に似たバグがないか見直しをかける」というような今後の対策の方向性が決まっていた。さすがだ。こうやってソフトウェアのバグを無くしていく、というお手本を見せてもらった感じ。
明日の朝一の会議では、部長も交えて人をよそから集める事も含めて、今後のスケジュールや体制を打ち合わせることに。うちの会社の看板製品を担当する部署の部長なので、こういう危機的な開発状況の経験は1度や2度ではないはず。どういう判断をして、決断をするか、勉強させてもらいますか。