鎌倉で梅を見てきた - 日替わり NAT’s Champloo

どうも今年は梅が咲くのが早いようなので、今日は鎌倉へ梅を見に行ってきました。少し早いかなと思いつつ行ったのですが、そんなことは全然ありませんでした。
鎌倉の梅は何度か見ているのですが、今回は鎌倉街道周辺を中心に回ってきました。移動は、運動も兼ねて、自宅から自転車で往復しました。
以下、写真がたくさん並び、長文になります。写真は、クリックすると少し大きめのが見れます。

東慶寺

鎌倉街道とは離れているけど、ちょうど行く途中にあったのと、鎌倉の梅の名所と言えば、個人的には東慶寺だと思っているので、まずはここで梅の様子を見ることに。

既に梅は見頃になっていました。梅の色も・・・

紅色、

白色、

薄紅色と、選り取り見取りな感じです。

紅梅は空の青とのコントラストが良い感じで、目立ちます。
今日は雲もなく、風も穏やかで、気温も上がり、まさに散策日和でした。

紅梅も良いけど、正統派な白い梅も良い。

鶴岡八幡宮

途中、八幡宮の境内を通り抜ける。

源氏池近くで、きれいに咲いている梅を見つけました。

源氏池の浮島にも、梅が咲いてました。でも、浮島へ行く橋もないので、近くで見ることが出来ない。もったいないなぁ。

ハト。
源氏池のほとりで、昼食のおにぎりを食べていたら、手を伸ばせば触れるような距離まで近づいてきた。
多分、食べ物をねだっているのだろうと、海苔の切れ端を投げたが、無視された。ご飯粒の方が良かったのかな。

荏柄天神社

梅の時期に荏柄天神社へ行くなら、参道から行くのがオススメ。

参道が梅並木になっています。

参道で撮ったお気に入りの一枚。白と紅のコントラストが良い感じ。

荏柄天神社の境内。本殿の右にある紅梅は、1月に咲き始めるという早咲きで知られているのだけど、もう散り始めていました。
境内の中は、結構参拝客が多かった。合格祈願の人と、梅を見に来た人の、両方いるからなのかな。

天神様こと菅原道真公にちなんでか、境内には梅が多い。

メジロが梅の花の蜜をついばんでました。
結構動き回るので、写真を撮るのは難しかった。この写真も、運良く撮れたようなものです。

杉本寺

鎌倉で一番古い寺と言われる杉本寺にも寄ってみました。奈良時代に建てられた寺とのこと。

苔むした階段に、積み重ねた年の重みを感じます。
残念なことに、安全のためか、ここを登ることはできず、横にある階段を登ります。

本堂が藁葺き屋根のお寺って、珍しいんじゃないだろうか。
本堂の中には、頭の上に十一の顔を持った観音様がいました。

いわゆる花寺ではないので、境内には花は少ないみたい。
でも、きれいに咲いている梅はいくつか見つけました。

浄妙寺

続いて、浄妙寺へ。

ここは、梅を楽しむには穴場かもしれません。
境内には、梅が多いのですが、駅から離れているせいか参拝客も少なく、静かに梅を楽しめます。

枯山水の庭園もあります。私は利用しませんでしたが、庭園を眺めるながら抹茶を頂くこともできます。

境内でこんな花を見つけました。写真で見ると大きいですが、実際には指の先ほどの小さい花です。
近くに「節分草」と書かれた札がありました。近くにいた親切なおじさんが教えてくれましたが、節分の時期だけに咲く花とのこと。

帰路にて

と、鎌倉の梅散策を楽しんだあとは、行きと同じように自転車で帰ったのですが、ここでアクシデントが。
ちょうど金沢街道を通ってきたので、このまま朝比奈の切り通しのある朝比奈峠を抜けて、横浜方面へ向かうルートで帰ることにした。朝比奈峠までの道は車道が狭い上に、交通量も多いので、自転車で車道を通るのが結構恐い。そこでガードレールで車道と区切られた、狭い歩道を走っていたら、ハンドルをガードレールに引っかけてしまい、横転。幸い、速度を落として走っていたので、横に倒れる前に足と手で踏ん張り、すぐに起き上がれた。大した怪我もなく、手をすりむいた程度。
しかし、ハンドルを引っかけた衝撃で、前輪とハンドルの向きがおかしくなってしまった。ハンドル自体がねじれたというのではなく、前輪を支えるパイプとハンドルをつなぐネジがずれたようだった。いつも持ち歩いている十徳工具でちょうどネジを動かすことが出来たので、位置を直してネジを締め直すことができた。
十徳工具を持ち歩いていて本当に助かった。長距離を自転車で移動するときは、こういうトラブルに備えて工具を持っていた方が良い、という教訓を得ました。

アクシデントからは立ち直ったものの、朝比奈峠を抜けるのには、まだまだ苦労が続いた。坂道はきついわ、道幅が狭くて自転車が通る余裕がない場所があるわ、その上交通量が多くて、車に接触しないように常に気をつけないと行けないわで、結構大変だった。あれは自転車が通る道じゃないですね。もうこのルートで鎌倉から帰るのはこりごりです。

でも悪いことばかりでもなく、朝比奈峠を抜けた後、JR根岸線の港南台駅近くを通ったら、道沿いにきれいな梅並木を見つけた。
写真は取り損ねたので、携帯のカメラで撮った写真を投稿したイッテミアの到着記録を貼っておきます。