ボカロクラスタでは、年末にその年に投稿されたボカロ曲を10曲選ぶのが恒例行事になっており、今年もTwitterで #2014年ボカロ曲10選 タグでツイートされています。
私も、今年のボカロ曲を10曲選んでみました。10曲選ぶのは悩むのですが、その曲について語れるかどうかを選ぶ基準としてみました。
以下、選んだ10曲をコメント付きで並べます。並び順は投稿日順になります。
【初音ミク】プラスチックボイス【オリジナルMV付き】
tilt-sixさん。初音ミクのテクノポップは、kzさんの「Packaged」あたりの影響力が大きいと思うのだけど、その後継者はtilt-sixさんじゃないかと勝手に思っている。そんな事を思ってしまうほど、初音ミクのテクノポップの王道ど真ん中の曲。
この曲には、これまた初音ミクのMMD-PVの王道なPVをThanksさんが作られていて、このPVに登場するLat式ミクさんがこれまた可愛いのです。
【PV/シンセサイザーロック】 『スノウドライヴ(01.23)』 (初音ミク)
Omoiさん。シンセとロックが融合したサウンドというのは、Fear, and Loathing in Las Vegasやcrossfaithなど、ラウドロックの世界でも最近目立ってきているサウンド。その流れがボカロにも来たかと思ったのが、この曲。疾走感があってカッコいいのです。
【mikiオリジナル】 エリーゼ 【キラミキ5】
ぢゅ@メラゾーマP。曲のタイトルは、ベートーベンのピアノ曲「エリーゼのために」から。ベートーベンの曲のタイトルが散りばめられた歌詞になっている。
このPは、個人的にお気に入りのPなのですが、荒ぶるベースラインなどスリリングなサウンドが、このPの特徴。このサウンドに、ヒステリックにも聞こえるmikiのボーカルがよく似合う。
BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」
今年、最も国内で影響力の大きかったコラボと言えば、これでしょう。賛否はあれど、BUMPファン、ボカロファンの内外で話題になりました。
藤原基央さんと初音ミクのデュエットが素敵です。人間と歌声合成という異質な声が重なるというのが良いのです。「確かめる間も無い程 生きるのは最高だ」「この光の始まりには 君がいる」という歌詞も印象に残ります。
【桃音モモ】ノンシュガール【オリジナル】
tamaGOさん。桃音モモのテクノポップ。短い曲ですが、印象に残ります。
白状すると、この曲を選んだ理由の半分は、桃音モモの歌声が可愛いからです(笑)
【IA】 ITYNITED IDENTITY 【オリジナル】
ハードなギターサウンドが中心のナナホシ管弦楽団さんには珍しい、少し緩くて軽快な曲。歌詞も緩い感じ。
そしてIAの歌声が可愛いのです。白状すると、この曲を選んだ理由の半分も、IAの歌声が可愛いからです(笑)
【鏡音リン】 地獄ポップス 【オリジナル】
鬱P。鏡音リンがシャウトするラウドロック。
鬱Pは、ラウドなギターサウンドにポップな面をうまく融合させるのが得意なボカロPという印象を私は持っています。この曲は比較的ラウド寄りですが、それでもサビのメロディはキャッチーです。
「文学者の恋文」 オリジナル曲 Vo.初音ミク
初音ミク黎明期から活動していたdorikoさんの久し振りの新曲。dorikoさんは初音ミクの調声にこだわるボカロPで、メロディラインの良さと合わせて「バラード神」と呼ばれる事もありました。この曲でも、その一端が伺えます。恋をした文学者の心中を語る物語音楽でもあります。
【初音ミク】TWiNTAiL【オリジナル】
くすのせさん。ツインテール今村さんの個展開催にちなんで作られた、今村ミクのイメージソング。
ちょっぴり不思議な雰囲気の歌詞と、ゆるくて可愛いミクノポップ。中毒性が高く、油断すると頭の中でループします(笑
まとめ
以上、2014年ボカロ曲10選をやってみました。
来年もまた、素敵な曲に出会えますように。