日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

キャッチセールス?に遭遇した

どうやらキャッチセールスに遭遇したようなので、その顛末を書いてみる。結局、話は路上での立ち話で終わり、何の契約もせず、被害はなかったので、こうして書くことができるのだけれど。


今日の日記に書いたイベントの帰りに、秋葉原の駅前を歩いていたら、後ろから突然こづかれて、浅黒い顔をしたおじさんにアンケートして欲しいと呼び止められた。突然の事に少し驚いて、何となく立ち止まってしまい、アンケートに答えることになってしまった。

(今思うと、後ろからこづいて呼びかける態度自体が失礼だし、怪しい。真っ当なアンケート業者なら、そんなことはしないんじゃないだろうか。)

よく買い物に行くかとか映画に見に行くかとか、そんなことを聞かれたので、素直に答えていると、何かの会員のカードを差し上げますというという話になった。なんでも会員になると、店で売られている商品が半額で買えるとかなんとか。この時点で、何か怪しいと、頭の中に黄色信号が点灯した。

(今思うと、アンケートとか言いつつ、アンケート用紙を真面目に記入する様子がなかった。アンケートは話をするための単なる口実だったのかもしれない。)

話をしている場所が道の真ん中だったので、道の端に寄ろうと促される。ちょうど電柱のそばだったし、人の流れの邪魔になってないので、別に良いと思ったが、特に断る理由もないので素直に従う。

(今思うと、周りの目を気にしていたのかもしれない。警察とか警備員に怪しまれるのを恐れたのかも。)

この時点で、この話にかなり怪しさを感じて訝しげな態度を取っていたので、そのおじさんから盛んに、半額で買えると嬉しいよねとか、もっと喜ばなきゃとか、今日会った人で反応が一番クールだよとか言われる。
で、他にも会員になった人がいて、連絡先とか書いてもらっているんだよとか言いながら、氏名と電話番号が書かれた用紙を何枚かパラパラと見せる。どうやら、最初の手続きとして氏名と電話番号を伝える必要があるらしい。この時点で、これは個人情報を悪用しようとする魂胆なのではと疑い始める。

(今思うと、電話番号とか個人情報をそんな簡単に人に見せて良いのだろうか。そのおじさんにとって、個人情報の扱いはそんなもの、という事の現れかも)

そして話は会費が毎年5千円(毎月だったかも?)という所に進む。依然訝しげな態度を取っている私に対して、会費が高くて払えないの?とか聞いてくる。いや、そういう訳じゃなくて、そもそもそんな怪しい会員になりたくないし、と答えてもしょうがなさそうなので「あまり、個人情報を登録するとかしたくないんで・・・」と言ってみた。そうしたら、そのおじさんは私に渡した会員カードを取り上げ、「じゃあ、良いよ」みたいな捨て台詞を吐いて、さっさとどこかへ消えてしまった。あまりの変わり身の速さに、ちょっとあっけに取られた。

よく分からないけど、見込みのない客だと判断されたらしい。そのおじさんは、きっとこれ以上は時間の無駄だと思ったのだろう。まぁ、時間を無駄にしたのはお互い様ですけどね。多分、10分くらいは話していたかな。


これって、いわゆるキャッチセールスの類ですかね。話題が途中でアンケートから何かの会員の話に変わるとか、会員になると商品が半額で買えるとか、話が怪しすぎる。
今思うと、最初にアンケートと称して話しかけられた時点で、無視するか、時間がないと嘘つくなりして、さっさと立ち去れば良かった。

こういうキャッチセールスって、優柔不断そうな若者を狙ってやるものだと思っていたのだけど、そう見られたのかな?。だとしたら、そのおじさんも見る目がないな。優柔不断が合っていたとしても、残り半分が合っていない。私は30代に入って、おっさんと言われても否定しようがない年代なのでした。自分で書いてて、なんだかむなしいけれど(苦笑)
それとも、こういうのは年齢も問わないのだろうか。