日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

R.I.P.

極めて個人的な独り言です。それなら、こんな所に書くなって話なんだけど、どうしても何か書き残さずにはいられなかったので。


昨日、実家で飼っていた猫が亡くなったらしい。親父から携帯にメールが来た。
こういう時って、驚くとかじゃなくて、思考が停止するのね。で、次に思うことは、後悔の念。もっと色々遊んでやれば良かった。


その猫は、今年で13才。飼い猫としては、平均的な寿命らしい。寿命のことは、全く想像したことはないとは言え、こんなに早いとは思わなかった。
もともと野良猫で、たびたび家に餌をもらいに来ていた通い猫の子猫。その親猫は、きれいな毛並みの三毛猫だったが、いつの間にか姿が見えなくなっていた。今頃は、2匹で一緒にいるのかもしれない。
その猫は三毛ではなく、茶色と白の2色だったが、親に似てきれいな毛並みだった。臆病な猫で、見慣れない人が家に上がると、部屋の隅に隠れていた。あと、近くの花火大会の花火の音でも、びっくりして部屋の隅に隠れた。
しょっちゅう鳴いては餌をねだったり、餌の好き嫌いが激しかったり、椅子の上やらテレビの上やら布団の上やら邪魔な所で寝ていたり、夜中に人恋しくて鳴いてたりと、困ることも少なくなかった。まぁ、猫なんてそんなものかもしれないけれど。私が猫好きなのは、半分はこいつのせいだろう。
家の中で飼っていたけれど、小さい頃はしょっちゅう家の外へ飛び出して、家の外にいるのを無理矢理連れ帰ったこともあった。数日くらい帰ってこなくて、他の猫と喧嘩したのか、怪我をして帰ってきた事もあった。
なんだかんだ言って、家族の潤滑油の役割だったと思う。家族で食事しているときの話題になったり、食事が並ぶテーブルの上に割り込んできて騒ぎをおこしたり。もしかしたら、家族の愚痴の聞き役にもなっていたかもしれない。少なくとも私は、その猫に愚痴を話したことがある(笑)


先日、実家に帰ったとき、元気がなかった。病院で診てもらったら、腎臓が悪いとのこと。その時、歳のこともあるし、悪い予感はなくはなかった。でも、また次に実家に帰ったとき、またその頭を撫でてやれると思っていた。


一番の心残りは、この歌のように、最後の時間を過ごすことが出来なかったこと。歌詞の立場は逆だけどね。

R.I.P.