日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

Falcom jdk BAND LIVE “REBIRTH”東京公演

新生jdkBANDのおひろめライブに行ってきました。会場は秋葉原駅近くのクラブグッドマンです。私はプログラムイースだけだったんですが、生で熱い演奏も聞けたし、会場も大いに盛り上がったし、あっと言う間の1時間でした。
とりあえず、書きたいことだけ、がーっと書き殴っときます。おそらく読みにくい長文ですが、ご容赦を。
オープニングは、FEENAのテーマのハーモニカから。イース・エターナルのオープニングですね。観客から「あれー?」という声があがったのですが、プログラム空の軌跡に参加した人のブログによると、プログラム空の軌跡の方でミスってオープニングにFEENAを流してしまったので、こちらで空の軌跡の曲を流すという話だったのに、結局イースの曲で始まった、という経緯があったとのこと。私はてっきり、オープニングは "TO MAKE THE END OF BATTLE" を期待していたのに、違う曲から始まったからだと思ってた(笑)。
その "TO MAKE THE END OF BATTLE" の方はライブの中盤あたりに演奏してくれたけど、せっかくの目玉曲なんだから、もうちょっと使いどころを工夫して欲しかったかな。オープニングじゃなくても、MCの直後に持ってくるとか、ラストに持ってくるとか、アンコールに持ってくるとか。
ゲスト扱いだったイカルス渡辺さんは、ボーカルだけじゃなくて、MCでも会場を沸かせてくれた。なんか、最初は「jdkBAND」とうまく言えなくて噛んでたけど(笑)、それはそれで会場を沸かせてくれたし。というか、jdkBANDはMCできる人いるのかな。演奏の方に不安はないのだけど、リーダー的な立場のメンバーとか、MCで引っ張れそうなメンバーがいなそうなのが、今後もバンドとしてうまくやっていけるのか、ちょっと心配。その辺は今回みたいに、MCができるゲストを毎回呼んでカバーする、ってのもありだとは思うけどね。
そういえばイカルス渡辺さんは「ひょっとしたら春くらいにまたライブやるかも」みたいな発言をしていた。秘密なのにうっかり言っちゃったのか、サービスで言っちゃったのか分からないけど、そんなこと言うと期待しちゃいますよ?(笑)
その話のつながりで「ブログとか掲示板に今回のライブが良かったと書くように」とか「ブログとか全部読むぞ」とかとも言っていた(笑)。さすがにそれは無理かもしれないけど、どこかで誰かが読むことを期待して、ライブで良かったことは色々書いておきます。今後さらに良いライブになるように、あえて苦言も書くけどね(笑)。
で、肝心の演奏の方ですが、ライブ映えのするハードで熱い曲が中心でしたが、しっかり演奏してくれました。ギター2人のソロも大いに魅せてくれて、会場も盛り上がってましたし。セットリスト覚えるの苦手なので、順番はほとんど覚えてないけど、だいたいこんな曲を演奏してました。順番は、思い出した順なので適当です(苦笑)

  • FEENA
  • SCARLET TEMPEST
  • SCARS OF THE DIVINE WING
  • GENESIS BEYOND THE BEGINNING
  • バレスタイン城
  • ERNST
  • TO MAKE THE END OF BATTLE
  • RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN
  • MIGHTY OBSTACLE

どれも熱い曲ばかりですね。バラード系の曲は最初の"FEENA"くらいで、あとはひたすら疾走曲ばかり。会場に来た人達は、きっとこういうのを期待していただろうから、これはこれで問題なし。というか、私がそんな一人。
個人的には、このバンドにバイオリンってどうなんだろう、と思ってたのだけど、聞かせどころがちゃんとありましたね。特に、"ERNST"のメロディをバイオリンで奏でるところなんか、しびれました。
でも、このバイオリンがうまく生かせてないのが残念だった。バイオリンの音が、ギターの音にまぎれて埋もれちゃうんですよね。マイクで音を大きくしてたけど、ギターの音色もバイオリンに近いので、音だけ聞いていると、どっちが演奏しているのか分かりにくいんだよね。もう少しバイオリンの音を上げるとか、ギターの方の音色を変えてみるとか、メインメロディとかでバイオリンがソロ演奏する部分を増やすとか、工夫して欲しいところです。
本編の最後は "MIGHTY OBSTACLE" だったのですが、もちろん観客はアンコール。最初はアンコールの掛け声が「J! D! K!」だったのですが、叫びにくいのか、途中から普通に「アンコール!」に変わっちゃいましたね(笑)。
そんなアンコールに答えてjdkBANDのメンバーとイカルス渡辺と、なんか女性が2人出てきました。プログラム空の軌跡に出ていた小寺可南子さんと、本当に飛び入りの山脇宏子さんでした。小寺可南子さんは予想してたが、山脇宏子さんは予想外。自己紹介代わりに「銀の意志 金の翼」のメロディの一部をアカペラで歌ってくれました。
アンコールは "RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN 〜I'm here for you" です。この日2回目だけど、歌詞のある曲だけに、演奏も観客も大いに盛り上がりました。私も観客と一緒になってサビを歌ってました。
1時間の短いライブでしたが、非常に密度が濃い内容で、私は大満足です。いやー、とにかくバンドも観客も熱かった。ゲーム音楽のライブとは思えない、普通のロックバンドのライブのような熱さでした。中には、じっと聞き入ったり、手拍子のみの人もいたけど、バンドメンバーが煽れば、答えて腕を振り上げ、声を上げる観客がたくさん。客層的には、この手のオールスタンディングのライブは初参加という人が多いんじゃないかと思うのだけど、どうなんでしょうね。
普段はメタルバンドのライブによく行く私ですが、今日はちょっと違うので、少し大人しくしてようかと思っていましたが、気づいたら、普通にヘドバンして頭振ってました(笑)。会場の後ろの方で、妙に激しく頭を揺らしている奴を見かけた方がいましたら、多分そいつは私です(笑)。

もし本当に次があるなら、今度はもう少し広い会場で、ステージが後ろの方からでも見えやすい場所でやって欲しいな。私のチケットの整理番号が200番台で会場の後の方だったというのもあるけど、全然ステージの上が見えなくて、横のモニターの映像ばかり見てました。予算の関係で難しいのかもしれないけれど、今回これだけ会場が埋まったのだから、もう一回り大きい会場でも行けるんじゃないかな。
でも、今回みたいに「空の軌跡」と「イース」でプログラムを分けるのは、結構良いかもしれない。「空の軌跡」の方の様子は知らないのだけど、分けたからこそ、「イース」はこれだけ熱い曲中心にできたのだろうしね。

とまぁ、色々書いてきたけど、ファルコムには今後もこういうイベントを続けて欲しいですね。魅力的なゲームを作り続けている限り、ファンは集まってくれるでしょうし、私もそんな一人ですから。