[結] 2006年11月 - 結城浩の日記
丁寧で分かり易い説明のプログラミング技術書を多く書かれている、結城浩さんの新刊『Java言語で学ぶリファクタリング入門』がアナウンスされました。
実は、以前NAT’s Programming Champloo*1で結城さんのブログにトラックバックを送った縁もあり、原稿のレビューをさせて頂きました。そんな訳で、ちょっと宣伝しておきます。
私はリファクタリングの代表的な解説書である「リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (Object Technology Series)」や「パターン指向リファクタリング入門~ソフトウエア設計を改善する27の作法」を読んだ事がありますが、結城さんの原稿を読むことで更に理解が深まりました。単にリファクタリングの解説だけでなく、関連するデザインパターンやオブジェクト指向設計の考え方なども紹介されているので、良いプログラムを書くための勉強としても役立つと思います。
この本の原稿は私以外にも何名かのレビュアーが参加して、コメントをたくさん寄せていたようなので*2、私が読んだ時の原稿から推敲を重ねて、さらに内容も改善されていると思います。改善された結果は、本屋に本が並ぶまで知る事はできないのですが、リファクタリングを学ぶ人にとって、オブジェクト指向のプログラマにとって、きっと良い本になっていることでしょう。
