日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

二次元コードの情報量

2次元コードいろいろ | Okumura's Blogより(結城浩の日記経由で知りました)

問題:次の文は正しいか? パソコンは1677万色使えるので,色を使った2次元コードならQRコードの1677万倍の情報を収めることができる。

これ見て、情報量の数学的定義を初めて知った。例えば、1桁しか表示できない液晶電卓が表示できる情報量は1ハートレー。2桁なら2ハートレーとなり、情報量は1桁と比べて2倍になると考えるみたい。
電卓で1桁表示なら0から9まで表示できて、2桁表示なら0から99まで表示できるので、情報量としては10倍くらいになりそうだけど、2倍。なんか直感に反するなぁ。見方を変えると、電卓で1桁表示なら数字が1つ表示できて、2桁表示なら2つ表示できるので、情報量が2倍。これなら、なんとなく分かった気になれるかな?
この電卓の桁数の例を、色を表すビット列の桁数に置き換えれば、結城さんの回答の「24倍」というのも何となく納得できる。
でも、実際にこの2次元コードをスキャナやデジカメで読み込むことを考えると、正しく1677万色読み取れるか、かなり疑問。紙に印刷するなら、紙の汚れとか印刷がかすれたりするとアウトだし、読み取るのだって、光の加減でかなり誤差が出そう。
確実に使える色数としては、白黒と光の三原色足して5色の色数2.5倍、情報量も約2倍、といったところ?