今日は、EDGUYの東京公演に行ってきました。今日は年休とって会社を休んだので、余裕を持って会場に向かうことができた。余裕過ぎて、昼過ぎまで寝てたのは秘密。
会場には開場の18時に着く予定だったが、強風の影響とかで湘南新宿ラインが止まってて、乗る列車の予定が崩れる。18時10分頃には開場に到着。スタンディング会場の、最前列の次にある柵の前あたりに陣取る。ステージから5m弱といったところか。
まずはスペシャルゲストのSAVAGE CIRCUSが登場。オープニングは「Tommorowland」から。中心メンバーでドラムのトーメンが急病で来れなくなったのは残念だが、疾走系中心の曲を安定感のある演奏で楽しませてくれた。「Tommorowland」に続いて「Waltz Of The Demon」「It - The Gathering」「Evil Eyes」「Ghost Story」と演奏(順番は自信ないので、間違ってるかも)し、最後は「When Hell Awakes」で締めた。アルバム「Dreamland Manor」で私の好きな曲は全部やってくれたので大満足。
SAVAGE CIRCUSの演奏良かったな〜、とか思っていると、ピート・シールクがステージに戻ってきて「もっと聴きたいか」とか聴いてくる。もちろん観客の答えはYes。そしたらピート・シールクがギター兼ボーカル、もう1人のギターは別の人と交代、ベースとドラムはそのままで、私が聴いたことのない曲を演奏し始める。曲中で「IRON SAVIOR〜♪」とか歌っているのが聴こえて、「もしかしてIRON SAVIORの曲か?」と気づく。その後「Watcher In The Sky」のメロディでIRON SAVIORだと確信する。
IRON SAVIORのピート以外のメンバーは顔をあまり覚えてなかったので、ライブから帰ってからアルバムのインナーの写真で確認すると、ステージに上がっていたのはやはりIRON SAVIORの全メンバー。ボーカル兼ギターのピート、新しくステージに加わったギターのヨアキム、トーメンの代役だったドラムのトーマス、ベースのいないSAVAGE CIRCUSのサポートでベースを弾いていたイェンツの4人で、IRON SAVIORのメンバーが揃う。
もしかしたら、トーメンの代役でトーマスが来ることになったので、急遽決まったサービスなのかもしれない。全く予想してなかったので、IRON SAVIORが初めて生で見られたのは嬉しい驚き。最後は「CONDITION RED」で、全3曲(最初の2曲はメドレーみたいなので、全2曲というのが正しいのかもしれないが)の演奏を終えてくれました。
IRON SAVIORの演奏後、仲間とハイタッチして盛り上がってる集団が。きっとIRON SAVIORのファンなのだろう。嬉しい演奏だったに違いない。
そして20分くらいステージの入れ替えで待った後、江戸男(エド・男=ガイ)ことEDGUYが登場。SAVAGE CIRCUSのときから場所はほとんど移動しなかったのだが、まわりの人口密度が一気に高くなる。やはりEDGUYは人気があります。
演奏は安定感があって素晴らしいし、フロントマンのトビアス・サメットも観客を巧みに盛り上げて、会場はかなり盛り上がる。どのメンバーも楽しそうに、しかも手を抜かずしっかりと演奏してくれる。特に目立ったのは、やはりトビアス・サメット。ステージのあちこちを動き回り、マイクスタンドを振り回したり、足を広げて高くジャンプしたりと、派手にパフォーマンスする。それだけで息が切れてもおかしくないのに、ライブの最初から最後までパワフルなボーカルを聴かせてくれた。激しい曲の多いヘビーメタルのライブでは、ボーカルの負担も相当なものだと思うのだが、トビアスの声は最後までほとんど疲れを見せなかったのが凄い。
演奏だけでなく、トビアスのMCも楽しい。私はあまり英語の聞き取りは得意じゃないので、全部理解できるわけではないのだけど、ある程度は分かる。「新作の『ROCKET RIDE』を持っている人は?」と聴いて、持ってない人がいるのを見て、「店へ買いに行ってきなさい。10分後にまたここに集合だ」なんてジョークを言ってから、そのアルバムのタイトルトラックの「ROCKET RIDE」を演奏し始めたりする。
ドラムソロでは、フェリックス・ボーンケが手数の多い激しいドラミングを披露。そのさまは、まさに人間ドラムマシン。ドラムソロ途中でステージが暗転し、赤いライトが点滅するなか、映画スターウォーズのダースベーダーのテーマ曲?(ちょっと自信なし)に合わせたドラミングを聴かせてくれた。これも楽しい趣向だった。
セットリストは、新作アルバム以外からも良い曲を選んでくれたのが良かった。2ndアルバム「VAIN GLORY OPERA」からは「HOW MANY MILES」「VAIN GLORY OPERA」「FAIRYTALE」をやってくれて嬉しかった。嬉しさのあまり、リズムに合わせてずっと飛び跳ねてました。
本編最後の曲は「Mysteria」。観客はもちろんアンコールを要求。ほとんど待たずにEDGUYのメンバーが再登場。「VAIN GLORY OPERA」のあと「AVANTASIA」も演奏してくれる。アンコール2回目は「KING OF FOOLS」を演奏して、本日最後の曲となった。
というわけで、私にとって初めてのEDGUYのライブは、非常に楽しかった。EDGUYだけでなく、SAVAGE CIRCUSやIRON SAVIORの演奏も見れたし。そういえば、「次は2年後にまた日本に帰ってくる」とかトビアスが言っていた。次のアルバムもそれくらいなのかな。次の来日ツアーも観に行きたい。そう思えるEDGUYのライブでした。