日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

PRIMAL FEAR & HELLOWEENのライブ感想

PRIMAL FEARをサポートにしてのHELLOWEEN来日ツアー、3/1の東京公演に行ってきました。とにかく、楽しかったの一言ですね。今、ライブから帰ってきたばかりで、まだ興奮が冷め切ってない状態ですが、思ったことを一気に書いちゃいます。
今日は普通に出勤して、終業時間になったら職場から即出発。開演50分くらい前に着く予定だったが、夕食を取る時間を計算に入れ忘れてた。昼食から何も食べてない状態で19時開演のライブだと体力が持たなそうなので、途中の喫茶店で軽くサンドイッチを食べた。で、開演30分くらい前に到着。既に会場には観客が入っていたが、スタンディング会場の中央付近とステージ正面を確保するのは難しくなかった。
そしてBGMの音量が小さくなり、会場も暗くなったと思ったら、すぐにPRIMAL FEARがステージに姿を見せる。オープニングは新作「Seven Seals」のオープニング曲"Demons And Angels"から。
PRIMAL FEARのライブは、とにかくボーカルのラルフに尽きました。激しい曲ではパワフルに歌い上げるし、メロウな曲もしっかり歌いこなす。特に"Seven Seals"では素晴らしい歌唱力が堪能できて、目頭が熱くなりましたよ。パフォーマンスの方も、要所要所で観客に手拍子を求めたり、腕を振り上げるのを求めたりと、観客をのせるのも手慣れた感じ。ラルフ自身の容姿が、スキンヘッドで筋肉質のたくましい体つきということもあり、そこにいるだけで存在感があるので、オーバーアクションをしなくても、歌う姿がカッコいい。ときどき聞かせてくれるハイトーンシャウトもすごかった。あと、途中で日本語の歌を歌うというサービスもしてくれた。曲の名前は分からないけど、音楽の授業で習ったような古典的な曲だった。とまあ、私の視線ほとんどラルフの姿を追いかけてました。
他のメンバーも安定した演奏で素晴らしかった。アルバムとほとんど違わない演奏で、文句のつけようがなかたったです。
PRIMAL FEARが演奏した時間は1時間でしたが、すごく充実した時間でした。でも、やっぱり短いね。私のお気に入りの"All For One"や"Question Of Honour"も聞きたかったが、どっちも7分超の長めの曲のためか、演奏してくれなかった。多分、演奏時間が短いので、曲数を多くこなすセットリストにしたのかもしれない。次は、単独で来日ツアーして欲しいなぁ。
この時点で、かなり体力を消耗。PRIMAL FEARの1時間、ずっと腕や首を振りっぱなしだったからなぁ。
30分ほど時間があいて、HELLOWEENのライブが開始。PRIMAL FEARの後だと、どうしても演奏のラフさが目立ってしまうのだけど、HELLOWEENの方は見せて楽しませる、参加して楽しませるライブになっていた。というか、演奏しているメンバーがステージの上で、思い思いに楽しんでいるという感じ。
その筆頭がベースのマーカス。ステージ上を常に跳ね回って動き回ってるし、観客に腕を振り上げてアピールしたり、手拍子を求めたりする。ギターソロ中にボーカルのアンディと向かい合って、リズムに合わせて一緒に体を振ったりしているかと思えば、"FUTURE WORLD"でアンディが観客と掛け合いをしている横で、サシャと一緒にリズムに合わせて飛び跳ねてたりと、彼を目で追ってるだけで楽しい。ギターのバイキーやサシャと一緒に、リズムに合わせてギターを左右に振るフォーメーションは何度見てもカッコいいやね。
バイキーもバイキーで、トレードマークのタバコを咥えながらギターを弾いてたり、姿が見えないと思ったらステージの本当に隅っこにいたりと、飄々とした感じでマイペースに演奏していた。アンディがメンバー紹介でバイキーを紹介したときには、ギターで答えず、ボーカルにでもなったつもりなのか、メロディを口ずさんで答えていた。アンディも、ギターソロ中にミネラルウォーターのペットボトルを観客に投げるモーションをして観客を煽ったり、実際に投げたりして、演奏そっちのけで遊んでました。
途中のダニのドラムソロでは、マーカスが乱入してドラムソロ対決をしたり、サシャのギターソロでは、今度はダニがおもちゃのギターを持ってギターソロ対決をしたりと、凝ったイベントも用意していた。今回新加入のドラマーのダニだけど、なかなか頑張ってたように思う。私の印象では、手数が少なくてもスピード感を感じるので、Keepers時代の曲だとしっくりくる気がした。ドラムソロでは単にドラムテクニックを披露するだけでなく、小さめのフリスビーを観客に向かって投げたり、スティックをジャグリングしながらドラム叩いたりと、色々と楽しい工夫もしてくれていた。
ちなみにセットリストは、ヨーロッパツアーのときの一緒でした。日本での他の場所の公演でも一緒だったようです。アンコールでは"Mrs. God"と"I Want Out"、2回目のアンコールは"Dr. Stein"で閉めました。この閉めも、最後はサシャとマーカスがお互いのギターとベースを交換して、バイキーはギターをボーカルのアンディに渡して、そんな状態で演奏終了。最後の最後まで、自分たちも楽しんでる感じで、見てる方も楽しいライブでした。
曲の話を全然してないけど、"Eagle Fly Free"、"Power"、"Future World"、"I Want Out"などなど、一緒に歌える曲が多いので、曲の方も存分に楽しめました。ライブで一緒に歌って盛り上がれる曲が多いというのは、このバンドの強みだよなぁ。
そんなこんなで、PRIMAL FEARHELLOWEEN合わせて計3時間近くに渡るライブも終了。楽しくて充実したライブでしたが、3時間近く立ちっぱなし、首や腕を振りっぱなしで、その分疲労度も高かった。運動不足かな・・・。帰りの電車も、座りたいのに座れず、駅からも体を引きずるように歩いて帰宅しました。明日会社なんだけど、仕事になるかなぁ。筋肉痛で、右腕は肩から上に上がらなくなってそうだ。
そうそう、ライブ終了後に会場でCDが直筆サイン色紙つきで売ってたので、PRIMAL FEARの「NUCLEAR FIRE」を買って色紙を入手しました。メンバー全員のサインが書いてあるようなんだけど、文字が崩れまくってるので、どれが誰なのか全然分からない。ドラムのランディ・ブラックはあまり崩してないので分かったんだけど、他のメンバーは識別不可能です・・・(苦笑)