日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

IN FLAMES「COME CLARITY」

Come Clarity (Bonus Dvd) (Spec) (Dig)
スウェーデンのメタル・バンドIN FLAMESの8thアルバム。私は5th「CLAYMAN」で初めてIN FLAMESを知って、デスメタルでありながらキャッチーなメロディのあるサウンドに魅力を感じたのだが、メタルらしいサウンドから離れた6th「REROUTE TO REMAIN」は好きになれず、7thは未購入。本作はメタルらしいサウンドやメロディが聴け、曲の質も高い。メロデスといったカテゴリー分けが不要な、IN FLAMESにしか作れない高品質なメタルサウンドを作り上げている。私は特に、アグレッシブなギターリフや美しいツインギターソロ、劇的な曲展開に魅力を感じている。
疾走感のあるサウンドと美しい女性ボーカルが印象的な「Dead End」、ドラマティックな展開と美しいギターソロがある「Come Clarity」、デス声がなければメロディック・スピード・メタルに聴こえそうなサウンドの「Vanishing Light」あたりが印象に残った。
ジャケ絵が、自分の心臓をえぐり出して見せるという痛々しい絵。自分達がメタルバンドであるという心を見せつける、というバンドの意志の表れにも見えなくもない。それにふさわしい、高品質なメタルアルバムだと思う。