日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

CHILDREN OF BODOM「ARE YOU DEAD YET?」

アー・ユー・デッド・イェット?
フィンランドのメタルバンドCHILDREN OF BODOMの最新アルバム。体に直接響くような強烈に重くて荒々しいサウンドに圧倒される。前作の「HATE CREW OF DEATHROLL」では、デスメタルの強烈なアグレッシブさと、歌ってるデス声と叙情的なキーボードの美しさの同居に魅力を感じていたのだけど、このアルバムではその面はやや後退した印象。しかしそういったサウンドが全くなくなったわけではなく、随所に現れるので、ただ荒々しいだけではないサウンドになっている。
1曲目の"LIVING DEAD BEAT"は、どこか打ち込み音楽っぽい機械的な感じのするサウンド。いかにもシンセなキーボードの音色と、ブルータルだけどタイトな演奏のせいかな。"IF YOU WANT PEACE... PREPARE FOR WAR"は速弾きギターリフが強烈。最後の3曲"BASTARDS OF BODOM", "TRASHED, LOST & STRUNGOUT", "WE'RE NOT GONNA FALL"は、前作の「HATE CREW OF DEATHROLL」の方向性に近い曲。最初から最後まで、徹頭徹尾アグレッシブで強烈なサウンドになっている。あまり細かいこと考えずに、このアグレッシブなサウンドに身をゆだねるのがこのアルバムの正しい楽しみ方かも。