BON JOVIの最新アルバムの発売日は9/14なのだが、HMVで発売日1日前に売ってたので、さっそく買って聴いてみた。
メロディアスで爽やかなロックが満載で、曲も粒ぞろい。歌詞の魅力が曲の魅力にもつながっているところも素晴らしい。ポジティブなメッセージ色が強い歌が多いのが特徴かな。
オープニング曲の"HAVE A NICE DAY"は強力でキャッチーなロックソング。これのインパクトが強すぎて、これに匹敵する曲が他にはないのが難点と言えば難点か。"WELCOME TO WHEREVER YOU ARE"は"HAVE A NICE DAY"の歌詞を視点を変えて歌ったようなバラード。共通するメッセージを感じる。"LAST MAN STANDING"や"COMPLICATED"はノリの良いアップテンポな曲で、私はお気に入り。日本盤のボーナストラックを除けば、アルバム最後の"STORY OF MY LIFE"はこのアルバムの締めくくりにふさわしい、ポジティブな人生観を込めた歌詞の曲。曲自体は爽快感のある軽快な曲。
人生観を語ったり、感傷的になったりと、色々な表情を見せながら、爽快感のあるロックで駆け抜けるアルバム、という印象。捨て曲なしで、アルバム全体の完成度は高い。"HAVE A NICE DAY"に匹敵するキラーチューンがもう1曲あれば良かった、と思ってしまうのは贅沢なのかな。メッセージ性の強い歌詞を理解するためには、もう少し聞き込みが必要かも。
