日替わり NAT’s Champloo

音楽やライブ(HM/HRやボカロなど)、旅行など、ごちゃっとした日記

Judas Priest横浜公演行ってきました

Judas Priestのライブを初めて見てきました。前回日本に来たのが14年前というから、そのとき私はまだメタル聴いてないし。
以下、ネタバレ注意。


正確な人数は知らないけど、1階席だけで3000人以上収容できるホールが満席状態。まだ観客席は明かりがついたままなのに、公演開始時刻になったと同時に一部の熱心なファンが立ち上がってコールを始めるなど、開始前から異様な盛り上がり。そういえば、今日の横浜公演が日本で初めての公演なので、古くからのファンにとっては待ちに待った瞬間なんだろうな。
オープニングはThe Hellion〜Electric Eyeの名オープニング曲。これを生で見れたことに、ちょっと感動。私は1階席の結構後ろの方だったのだけど、目の前の観客席は全員総立ちです。最新アルバム「ANGEL OF RETRIBUTION」のBONUS DVDに再結成のライブ映像があったけど、あの舞台セットがそのまま再現されてます。舞台中央に目玉のようなセットがあって、その中からロブが登場。途中で消えたと思ったら、横の高い足場の下からせりあがって登場。まさにDVDで見たままのセット。
色々と話には聞いていたが、Priestのライブは演奏だけでなく、ステージでも魅せる。階段状になった立体的なセットで、メンバーは左右だけでなく、上下にも動く。メンバーがあちこちに散って立体的なフォーメーションを組んだり、一箇所に集まったり、見せ所でグレン、K.K、イアンが一緒に頭を振って演奏したりするのは、見ていてカッコいい。ギターソロの間もロブはステージ上を動き回って、各メンバーとからんだりする。
ステージの演出も楽しい。一番印象に残っているのは、バックに大きく最新アルバムのアートワークを浮かび上がらせて、その前にロブが同じ格好で立ったとき。
Angel of Retribution (W/Dvd) (Spkg)
↑の絵の前に立って歌う曲はもちろんJudas Rising。まさに感動的。
Revolutionを歌うときには、ロブがJudas Priestの旗を掲げて舞台の左右に設置するし、アンコールではハーレーのバイクに乗ってロブが再登場してHell Bent For Leatherを歌う。こんな凝った演出のライブを見たのは初めてだ。
もちろん演奏も安定していて素晴らしい。特筆すべきは、やはりロブのボーカル。まさに魂を込めたかのようなシャウトには感激してしまう。思いっきり前傾姿勢で振り絞るかのように歌ったりするので、逆に倒れるんじゃないかと余計な心配までしてしまう。正確には知らないけど、年齢的にはもう50超えてるはずだし。
セットリストはBurrn!誌に載ってるイギリス公演のものと一緒みたい。初期の曲はあまり知らないので、一部違うかもしれないけど。個人的にはThe SentinelとかNight CrawlerとかLochnessとか生で聴いてみたかったなぁ。ライブに向かなそうな曲なので、しょうがない気もするけど。
そんなこんなで、非常に密度の濃いライブを楽しんできました。あまりの素晴らしさに、これを超えるライブはこの先見ることがあるのだろうかと思ってしまう。