品質保証部のテストでGUIに関する問題が山ほど出てくる。おかげでこちらは原因調査や報告書作成、修正作業の指示とかで死ぬほど忙しい。これも、GUIくらいならコスト削減のために人件費の安い下請け会社に任せれば良いので、発注側の担当者は3人で十分、という体制を作った誰かが原因のような気がする。発注側の人が少ないから、下請けの作ったプログラムのバグが多くても、チェックしきれないし、GUIはユーザが直接触れる部分だから、ちょっとしたことでも品質保証部はクレームをつけてくるし、そもそもGUIって状態が多いから単純な一本道の処理じゃないし、操作性や使いやすさを考えたら、いくらでも改善の余地が出てくる。
そんなわけでGUIを担当している私は、品質保証部からの要求に追われているのだが、品質保障部はGUIの問題を見つけることに懸命になりすぎて、GUIの裏で動いている肝心のサーバの機能はちゃんとテストできてるのか、ちょっと心配。GUIのバグもなくなって安心してたら、今度はサーバの処理にバグがたくさん見つかる、という事にならない事を祈る。
